英国の新鋭として注目されるハリー・ライトン監督が放つ長編監督デビュー作『ピリオン』(原題:Pillion)が12月4日(金)より公開されることが決定した。
『ハリー・ポッター』シリーズで知られるハリー・メリングと、『ノースマン 導かれし復讐者』『インフィニティ・プール』など話題作への出演が続くアレクサンダー・スカルスガルドが初共演。タイトルの「ピリオン(Pillion)」は、英語で「バイクの後部座席」を意味する。ロンドンを舞台に、内気な青年・コリンと、圧倒的な存在感を放つバイカー・レイとの出会いから始まる本作。一見過激なBDSMカルチャーを背景にしながら、「誰かに愛されたい」という誰もが抱く切実な願いを、ユーモアと優しさに満ちたまなざしで映し出す、珠玉のラブストーリーだ。

2025年カンヌ国際映画祭でプレミア上映されると、熱狂的な7分間のスタンディングオベーションを受け「ある視点」部門で脚本賞、パルムドッグ賞で「最高のワン・シーン賞(マット・モーメント賞)」を受賞。「今年もっとも驚かされたデビュー作」「大胆でありながら驚くほど繊細」「笑い、恋をし、そして胸が締めつけられる」と世界中の批評家と観客から絶賛を浴びた。
さらに英国インディペンデント映画賞では最多10部門ノミネート、作品賞を含む4部門を受賞。ライトン監督と同じく英国出身のエドガー・ライト監督(『ベイビー・ドライバー』)は「これまで観た中で最も優れたロマンスの一本。二人のことがずっと忘れられない」と絶賛。

主演2人の圧倒的なケミストリーも高く評価され、A24が配給権を獲得したことも大きな話題となり、全米公開ではスマッシュヒットを記録。Rotten Tomatoesが選ぶ「2025年ベスト・ロマンス映画」にも選出されるなど、2020年代を代表するラブストーリーとして世界中で支持を集めている。
このたび、人気アートディレクター石井勇一デザインによる日本版ポスターが公開された。ビビッドなオレンジを背景に、レザーのバイクスーツに身を包み、絶対的な自信とセクシーな魅力を放つレイと、彼に髪を強く掴まれながら、その足元へおずおずと身を預けるコリンの対照的な姿が描かれている。コピーに記された「世界一過激で、世界一ピュアな恋」が意味するものとは。

併せて公開となった特報の冒頭が捉えるのは、コリンが乗った車をレイのバイクが追い越していく、2人が出会う前の互いに気づいていない一瞬のすれ違いを捉えたもの。その後、クリスマスムードに包まれたパブで、「バイカーと付き合ったことがある?」と尋ねられたコリンが、「まさか」とそっけなく返事をする。その視線の先には、店内でひときわ存在感を放つ男・レイの姿があった。
内気なコリンは、自分から声をかけることなどできない。しかし、その直後、思いもよらない出来事が起こる。突如コリンの視界いっぱいに現れたレイは、彼の想いを見透かすかのように、熱を帯びた眼差しでじっと見つめ返すのだった。危うい色気をまとったレイと、内気で奥手なコリン。正反対の2人が紡ぐ恋の行方から目が離せない特報映像となっている。
『ピリオン』は12月4日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ、シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。


