『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が大ヒット中、クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』では主人公の息子役を演じるトム・ホランドのメイキングやインタビューの様子を収めた特別映像が解禁となった。
様々な記録を塗り変え、8月18日(火)には、全米興収が5億1,280万ドル(約831億円/1ドル=162円換算)となり、現在クリストファー・ノーラン作品の全米興収最高記録を持つ『ダークナイト』を上回ることが期待される本作(8月20日 Box Office Mojo 調べ)。
この度解禁となったのは、主人公オデュッセウス(マット・デイモン)の息子テレマコスを演じ、役者として新たな境地を切り拓くトム・ホランドにフォーカスした特別映像。

全ての物語の原点と称される壮大な冒険譚の中で、物語の感情的な核を担うのが、オデュッセウスと妻ペネロペ(アン・ハサウェイ)のひとり息子テレマコスだ。
トロイア戦争の終結後、イタケの王オデュッセウスは家族の待つ故郷へ帰還を目指すが、一方で冷酷な求婚者たちがイタケを我が物にしようとペネロペに結婚を迫っていた。母の身を案じたテレマコスは、父の消息を確かめ故郷の未来を守るため、一筋の希望を胸に旅に出る。父を知らずに育った若者が試練に立ち向かい急速に成長を遂げていく、胸を打つ成長物語が見どころとなる。

すでに映画を観た海外の観客からも、「若く悩み多き青年をリアルかつ実に自然に好演していた」「過去作と比べても格段に素晴らしい」「この映画で彼はようやく(これまでのイメージの)型を破った」など、トム・ホランドが見せる新たな演技の境地に絶賛の声が続々と寄せられている。
解禁された特別映像には、『スパイダーマン』シリーズの印象も強いトム・ホランドが、ホテルのプールサイドに広がる芝生の上で剣と盾を構え、殺陣のリハーサルに臨む姿が映し出されている。
筋骨隆々な佇まいから繰り出されるひと振りには重みが感じられる一方、カメラに向けられる笑顔は爽やかそのもの。映像の中でホランドは、「テレマコスにとって重要なシーンなんだ。父親を捜す旅に出るきっかけになるからだ」と、この重要な撮影に臨む意気込みを語っている。

実際の撮影現場となったイタリアのファヴィニャーナ島にあるサンタ・カテリーナ城は、山を1時間登った先にある断崖絶壁のゴツゴツとした岩場。IMAXカメラを担いで登るスタッフ陣の様子からもその過酷さが伝わり、決して容易ではないロケ地であることが伺える。現場では一転して重厚な鎧を身に纏い、入念にアクションを繰り返すトム・ホランドの迫真の様子が映し出されていく。
トム・ホランドは「ノーラン監督は人物の心の動きも問うてくる。アクションでも細部にこだわるところが彼の偉大さを表している」と、監督ならではの演出に対する深いこだわりと凄みを明かしている。
なお、ホランドがクリストファー・ノーラン監督作品に参加するのは本作が初めて。監督は以前からトム・ホランドの才能や活躍に注目しており、今回念願のタッグが実現したことで彼を大絶賛している。

プロデューサーのエマ・トーマスは、「トムがあれほど高い身体能力の持ち主だとは想像していなかった」と驚きを隠さない。「例えばテレマコスは筋力的にも人間的にもまだ成長途中の若者ですが、トムがあまりにも凄すぎて、クリス(ノーラン監督)が『テレマコスはまだそのレベルに達していないから少し抑えていこう!』と言っていることがありました」と、その規格外の身体能力ゆえの貴重な裏話も明かしている。
実際に撮影を終えたトム・ホランドは、「ノーラン監督たちは僕が彼らの撮影スタイルや現場の進め方に慣れるまで、十分な時間を確保してくれた。本当に素晴らしい体験になった」とふり返っており、監督や撮影クルー、豪華キャスト陣との作品作りは、彼のキャリアにおいて頂点とも言える貴重な経験となったよう。
『スパイダーマン』のイメージを鮮やかに塗り替え、役者として新たな境地を切り拓いたトム・ホランドが、劇中で一体どんな力強い活躍を見せてくれるのか。解禁された特別映像でも見事な殺陣を披露しているだけに、素顔で挑む渾身の剣技や泥くさくリアルな本格アクションにも注目となっている。
『オデュッセイア』は9月11日(金)より全国にて公開。



