豊臣秀長を主人公に据えた「豊臣兄弟!」第37話が9月27日放送。SNSでは蜂須賀正勝に「寂しい」などの声が送られる一方、興福寺の僧侶・磐覚を演じた坂口涼太郎に「今週のMVP」「盤覚役がハマり役すぎ」など、その演技を絶賛するコメントが相次いで寄せられている。
本作は豊臣秀吉の弟である秀長の視点から、兄・秀吉の天下統一に至る道を描く2026年の大河ドラマ。前回は秀長が長宗我部元親を説得し秀吉の臣下となることを受け入れさせ、四国を平定する一方、秀吉は近衛龍山の養子となることで関白の座を手に入れるという展開だった。

羽柴美濃守秀長を仲野太賀が演じるほか、関白となった秀長の兄・羽柴筑前守秀吉に池松壮亮。小一郎の正妻である慶に吉岡里帆。のちの豊臣秀次である羽柴秀次に山田涼介。秀長と慶の娘・末に池端杏慈。“浅井三姉妹”の長女・茶々に井上和。長く兄弟を支えてきた蜂須賀正勝に高橋努。正勝の義兄弟・前野長康に渋谷謙人。巨漢で知られる秀長の腹心・藤堂高虎に佳久創。秀長の筆頭家老・桑山重晴に住田隆といった顔ぶれが共演。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
四国攻めの功績により秀長は大和の国を与えられることになる。そんななか秀吉から阿波を授けられる正勝だがそれを辞退、自分は隠居するので息子の家政に与えるよう申し出る。「古傷が痛んでかつてのように動けない」という正勝に秀吉は「この後もわしが治める日の本をしかと見届けよ」と声を詰まらせながら言葉をかける。その半年後、正勝はこの世を去る…。
正勝の退場にSNSでは「視聴者の癒しでもあった小六こと蜂須賀殿がいなくなってしまった…寂しい」「蜂須賀殿…あんなに元気で猛々しい方だったのに…」「もっともっと秀吉秀長兄弟とともに日の本を見ていて欲しかったです」などの声が上がる。

一方、秀長は大和の領民たちが寺社へ納める高額な年貢に苦しんでいることを知る。検地を行い収める年貢を正当なものにしようとする秀長だが、そこに興福寺の使者・磐覚が現れ、検地を行えば“仏罰”が下ると秀長を脅す。そんななか検地を進めようとしていた小堀正次(萩原護)が賊に襲われたとの報がもたらされる。「あれほど申したのに…」とそれも仏罰だと言わんばかりの態度をとる磐覚の前に、高虎が捕らえた賊を連れてくる。磐覚が裏で賊を操っていたことが判明したことで領民たちも自分たちが騙されていたと自覚。秀長による検地が進められることになる…という展開だった。

磐覚を演じた坂口涼太郎にも多くの視聴者が注目。「今週のMVP、坂口涼太郎。怪演」「坂口涼太郎の盤覚役がハマり役すぎる」「坂口涼太郎劇場だったな……」などといった反応がSNSに溢れる。
また検地を進めるにあたって高虎が寺にあった地蔵をかついで持っていくシーンにも「郡山城の石垣の逆さ地蔵をぶち込んで来たな」「城の石垣に逆さ地蔵があるもんね」「大和郡山城のさかさ地蔵をここで持ってきますか」などのコメントが。秀長の居城である郡山城で逆さまの状態になって石垣に組み込まれている地蔵“さかさ地蔵”をエピソードに盛り込んだことにも多くの注目が集まっている。

【第38話あらすじ】
ひっ迫する大和国の財政を根本から建て直すべく秀長は城下町・郡山の商いを活性化しようとするが、既得権益を守りたい奈良の豪商たちは郡山への移転を拒否。秀長は郡山で新たに店を開いた筆屋の才蔵の商いを成功に導き、それを起爆剤に各地から商人を呼び込もうと考える。一方、大坂では、秀吉が帝の許しを得て新たな「氏」を得ることなり、何と名乗るべきか勘案していた…。
大河ドラマ「豊臣兄弟!」は毎週日曜20時~NHK 総合ほかにて放送。


