A24製作・配給のドキュメンタリー映画『You Can See Everything(原題)』が、北米で異例の大ヒットとなっている。
10月16日(現地時間)に北米で公開された本作は、医療ベンチャー企業「セラノス」の創業者エリザベス・ホームズを追った作品で、2023年4月に撮影された。投資家への詐欺罪で有罪判決を受け、収監まで残り34日となったエリザベス・ホームズが、借りたビーチハウスに本作の監督ネイサン・フィールダーとランス・オッペンハイムら撮影クルーを招き入れ、私生活を記録させるという異例のドキュメンタリーだ。そのなかで、エリザベス・ホームズは人々を意図的に欺いたことはないと主張するが、監督たちは彼女が何かを隠しているのではないかと疑い始める。
『You Can See Everything』は、北米公開初週末にわずか855館で約1560万ドルを稼ぎ出し、週末興行ランキング初登場2位を記録した。公開2週目には上映館数を2655館へと拡大。週末興収は前週比25%増の約1950万ドルを記録し、2週連続で北米興行ランキング2位となった。
この大ヒットを受け、エリザベス・ホームズ関連作品にも再び注目が集まっている。4年前にアマンダ・サイフリッドがエリザベス・ホームズを演じたHuluのリミテッドシリーズ「ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女」の視聴数が急増。2018年に刊行されたジョン・キャリールー著のノンフィクション「BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相」も、「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーリストに復帰している。




