何シーズンにも渡り、キャラクターたちにまつわるストーリーを描くのが海外ドラマのひとつの特徴。シーズンを追うごとに、キャラクターたちの関係性が刻々と変化していき、いつの間にか視聴者もキャラクターに愛着を感じてしまう。今回、シネマカフェではそんな個性豊かなキャラクターが登場する“見始めると止まらない”、オススマの海外ドラマをピックアップ。これを見たらもっと作品を観たくなる、「○○の裏事情」というテーマと共に、各作品の魅力に迫ります。
ビバリーヒルズの豪邸、パウエル家で開催されたセレブが集うパーティの真っ只中、屋敷で働く若いメイドのフローラが殺害され、ウエーターの若者が逮捕された。数日後、新しいメイド・マリソルが隣宅のスタッポード家にやってくる。完璧に仕事をこなすマリソルは直ぐに一目置かれ、事件後にメイドが決まらず困っていたパウエル家の家事も手伝うことに。両家を掛け持ちして忙しく働く傍ら、近所のメイドとも打ち解け、フローラ事件の情報を集めるマリソル。果たして、彼女は何者なのか…?
俳優や監督として活躍するベン・アフレックが生活を援助しているのではないかとの噂が立った元ナニー(乳母)の存在や、大物俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの元家政婦との隠し子発覚など“メイド”が世間を賑わせたのも記憶に新しい。セレブと近しい存在だからこそ、さまざまな問題が発生してしまうのは納得!? 「デビアスなメイドたち」では世間には見せていないそんな「セレブたちの裏事情」の一幕を垣間見ることができる。
一見優雅なセレブに見えるが、大事な子供を亡くして互いへの溝が深まっているパウエル夫妻。そのパーティの席で、屋敷に勤める若いメイドが殺害され、ウエイターの青年が容疑者として逮捕される事件が発生。メイドはなぜ殺害されたのか? 犯人は本当にウエイターの青年なのか? 何事もなかったかのように振る舞うパウエル夫妻は、いったい何を隠しているのか? ある思惑を胸に夫妻に近づいたメイドのマリソルが、夫妻がひた隠しにする裏事情に迫っていく!
共にハリウッド俳優として活動するウェストモア夫妻。だが、夫人のペリは売れっ子で、夫の昼メロ役者スペンスとの間にはキャリアの格差が。子供に恵まれているものの夫人は子育てに無関心で、夫婦間に亀裂が走る中、夫人がスペンス以外の男と浮気! その現場を目撃したメイドのロージーは、夫人の事情を隠し通していくのか…? 故郷のメキシコに残してきた息子との暮らしを夢見るロージーが、ウェストモア夫妻の運命の鍵を握る!?
LAセレブの一員として優雅な暮らしを送るデラトゥア家の母ジャンヴィエーヴと大学生の息子レミ。奔放だが心優しいジャンヴィエーヴとレミはメイドにも親切で、屋敷に勤めるゾイラと娘のヴァレンティナを家族のように思っている。だが、イケメンのレミに対するヴァレンティナの恋心が日に日に増していくことから、ゾイラの心配をよそにデラトゥア家の事情は徐々に複雑化? レミとヴァレンティナは格差を乗り越えて結ばれるのか!?
世界的なラテン歌手アレハンドロが暮らすルビオ家。そこに勤めるメイドの美女カルメンはすでに30代も後半の年齢だが、歌手になる夢を捨てきれずにいた。家主のアレハンドロに何とか自分の歌を聴かせようとするカルメンだったが、その大胆さから、厳格なメイド長オデッサとの確執は深まるばかり。しかし、アレハンドロがひた隠しにしてきた彼自身の裏事情が、カルメンの運命を変えることに!? その裏事情とは、いったい何なのか…。
セレブたちの「裏事情」を垣間見ることができながら、スキャンダラスなだけでなく、サスペンスフルな世界へといざなってくれる「デビアスなメイドたち」。セレブ気分に浸りながら秘密が暴かれないようドキドキするもよし、彼らを最も身近で見つめるメイド気分になって「知ってはいけない秘密を知ってしまう楽しさ」を味わうもよし。物語が進めば進むほどハマる「デビアスなメイドたち」は、まさに「海ドラのおもしろさ」を「再発見」できるシリーズ!
「デス妻」のエヴァ・ロンゴリアも製作総指揮として参加。オシャレでセクシーなメイドたちが問題だらけのセレブの日常を暴きながら、熱い友情を築き、波乱万丈な展開に巻き込まれていく様子は、まさに「デス妻」そのもの。
主人公マリソルがフローラの事件を独自に調べる一方、雇い主のコネを何とか利用したい歌手志望のメイドや雇い主の息子を誘惑するメイドもいて…。彼女たちが胸に秘めているのは、どうやらセレブの秘密だけではないらしい。
【STAFF】
製作総指揮:・・・・・・ マーク・チェリー
【CAST】
マリソル・スアレス:アナ・オルティス(沢海陽子)
ロージー・ファルタ:ダニア・ラミレス(朴?美)
カルメン・ルナ:ロゼリン・サンチェス(井上喜久子)
ゾイラ・ディアス:ジュディ・レイズ(仲村かおり)
ヴァレンティナ・ディアス:エディ・ガネム(近藤唯)
発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
オフィシャルサイト:http://www.disney.co.jp/studio/drama/1321.html
c 2015 ABC Studios.
大学時代からの友人である4人のアラフォー女性たち。敏腕弁護士のサヴァンナ、その妹で不動産仲介業者のジョスリン、精神科医のカレン、リネンショップを経営しながら子どもを育てるシングルマザーのエイプリルと、彼女たちはそれぞれ充実した日々を送っていた。しかし彼女たちは、お互いに打ち明けられない悩みを抱えていた。夫としっくりきていない時に訪れた誘惑、一途に気持ちをぶつけてくる青年、好きになってはいけない相手…大人の女性なら誰にでもあり得る恋の罠の数々が、全米の女性を虜にしている。
マイリー・サイラスやカーラ・デルヴィーニュが同性を相手にロマンスの花を咲かせていたり、ワン・ダイレクションのルイ・トムリンソンがカジュアルな関係を楽しんだ末にパパになったり…。男と女の数だけ、あるいは女と女、男と男の数だけ、さまざまな「裏事情」があるというもの。「ミストレス~溺れる女たち~」では、人には言いづらい「裏事情」を抱えてしまった女たちの秘めた思いを知ることができる。
敏腕弁護士のサヴァンナは子供の誕生を切望し、優しいシェフの夫ハリーと妊活中。けれど、そのストレスもあってハリーと心がすれ違い、ひょんなことからセクシーな同僚弁護士ドミニクと一夜限りの関係に! 自分の過ちを許せないサヴァンナは徐々に追い詰められていくが、さらに追い打ちをかけるかのように妊娠が発覚し…。サヴァンナが身ごもったのはハリーの子か? ドミニクの子か? サヴァンナが抱える「裏事情」はあまりに重い。
美しい精神科医カレンは、自分の担当患者であり、不治の病を患っている既婚男性トーマスと不倫関係にあった。そんな中、カレンは苦痛の中で死を望むトーマスを手助け。カレンの愛人生活は終わりを迎えたはずだったが、トーマスの死後、彼の妻と息子サムの診療を担当することに…。しかも、まだ若いサムはカレンが父の愛人だったことも知らず、彼女に心奪われ始め…。不倫愛がやがて禁断の愛に? カレンの「裏事情」を知るのは彼女だけ。
幼い娘を育てるシングルマザー、エイプリルは、夫の事故死から3年を経てようやく前を向き始める。経営するリネンショップも順調な中、娘の同級生の父親と急接近。だが、女性としての幸せを取り戻そうとし始めた矢先、夫の愛人を名乗る女性とその子供が現れ、あろうことか生活費を要求される。しかも、その先には目を疑う驚愕の事態が…! エイプリルの最大の敵は“愛人”。この愛人の出現とその「裏事情」が、彼女の頭を悩ませ始める。
サヴァンナの妹であり、不動産仲介業者の仕事に就くジョスリンは、姉とは対照的に自由で奔放な性格。男性たちとのライトな関係を楽しむ独身生活を謳歌していたが、仕事のクライアントだったレズビアン女性アレックスに惹かれ、初めての感情を覚え始める。ジョスリンがアレックスに向ける気持ちは恋愛感情なのか? それとも、未知の世界に対する興味なのか? ジョスリンの心の中でうごめく「裏事情」に、彼女自身もまだ気づいていない。
さまざまな「裏事情」を抱える女たちが、恋に悩み、友情に救われながら、人生を突き進んでいく「ミストレス~溺れる女たち~」。主人公4人が繰り広げるドラマはどれもドロドログチョグチョだけど、その中で生きる彼女たちは誰よりも強く美しい! ドラマティックで、スリリングで、けれども共感を呼ぶ「ミストレス~溺れる女たち~」の折れないヒロインたちが、「海ドラのおもしろさ」を「再発見」させてくれる。
主人公は大学時代からの親友であるアラフォー女性4人組で、それぞれに仕事の第一線で頑張っているキャリアウーマン。そして、そんな彼女たちが日常の様々な問題を抱えつつ、スキャンダラスで危険な恋愛に身を委ねていく様がスタイリッシュでセクシーに、なおかつユーモラスに描かれていくという面白さがある。
サヴァンナの浮気相手であるドミニク役のジェイソン・ジョージ、その夫役のブレット・タッカー、カレンに思いを寄せるサム役のエリック・ストックリンなど、ヒロインたちと関係する男性キャラはイケメン揃い! ダンディな大人の男性から繊細な年下の若者まで、演じる男優陣が様々なタイプのイケメンにも注目だ。
【STAFF】
製作総指揮:・・・・・・ ロバート・サートナー
【CAST】
サヴァンナ(サヴィ)・デイヴィス:アリッサ・ミラノ (加藤有生子)
カレン・キム:キム・ユンジン (幸田夏穂)
エイプリル・マロイ:ロシェル・エイツ (樋口あかり)
ジョスリン(ジョス)・カーヴァー:ジェス・マッカラン (ちふゆ)
発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
オフィシャルサイト:http://www.disney.co.jp/studio/drama/1322.html
c 2015 ABC Studios.