80歳高倉健、6年ぶりの映画は妻を亡くした男のロードムービー!
今年80歳を迎えた高倉健の6年ぶりの新作映画で、夫婦の絆を描いた『あなたへ』が降旗康男監督とのコンビで製作されることが決定! 撮影を前に意気込みを語った健さんのコメントも到着した。
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『駅 STATION』、『鉄道員』など数々の名作を世に送り出してきた降旗康男監督と健さんのゴールデンコンビによる19作目の作品となる本作。健さんにとっては2005年の『単騎、千里を走る』以来、通算205作目の映画出演となる。
健さんが演じるのは、北陸の刑務所の指導技官の男・英二。50を過ぎて刑務所に慰問に来ていた歌手の洋子と結婚し、平穏で幸せな日々を送っていたが洋子は53歳の若さで亡くなってしまう。その後、英二は洋子からの絵はがきを受け取る。そこには「故郷の海に散骨してほしい」という彼女の望みが。なぜ生きているうちに言わなかったのか? 15年連れ添った彼女の真意を知るべく、故郷の九州へと旅立つ英二。1,200キロの旅の中で人々に出会い心を通わせ、彼女の故郷の海で散骨した英二は妻の本当の想いに気づくことに…。
本作の製作の始まりとなったのは、健さんと降旗監督のコンビによる『夜叉』、『あ・うん』のプロデューサーを務め、2008年に亡くなった市古聖智が遺した原案。降旗監督は脚本の青島武と共にこの原案を再構築し練り上げ、夫婦の愛を描く心温まるロードムービーを作り上げた。
市川南プロデューサーによると健さんへのオファーは昨年の秋。年末に前向きな返答をもらい、今年の春から具体的な打ち合わせを進めてきたという。市川プロデューサーは「北陸から九州へ向けての旅で出会う、国語教師やイカ飯売りの凸凹コンビなどとのシーンでは、高倉さんのコミカルな演技も見られるかと思います。久しぶりの映画出演を決めた理由の一つには、降旗監督があるように思います。高倉さんは、降旗監督との仕事をいまの俳優さんたちに1本でも多く、経験させたいと思っていらっしゃるようです。共演者は現在最終調整中ですが、高倉さんと共演したことのない人も含まれています」と明かす。
撮影開始を前に健さんは「この物語に出会い心が動きました。人が人を思い遣ること、生きることの切なさを思いました。降旗監督とご一緒できることも、6年ぶりの映画出演となる大きなきっかけです。スクリーンでみなさまにお会いできるのを楽しみにしております」と語る。
2006年の天皇、皇后両陛下主催の文化勲章受章者・文化功労者を招いたお茶会に出席して以来、公の場に姿を見せていなかったが、満を持して再びスクリーンに! 妻の洋子役をはじめとする共演陣が誰になるかも気になるところだ。
先だった妻が夫に伝えたかった本当の想いとは——?
『あなたへ』撮影は9月7日(水)に開始で、クランクアップは11月中旬。公開は2012年秋、全国東宝系にて。
《シネマカフェ編集部》
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