「EXILE」USA、MATSUとのニューヨーク極貧時代を語る
日本のダンスエンタテインメントを牽引し、常に進化し続けるアーティストとして全国区の人気を誇る「EXILE」。中でも、天才的なパフォーマンスでファンを魅了して止まないのがパフォーマー・USA(宇佐美吉啓)だ。
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そもそも「DANCE EARTH」とは、USAが“ダンスを共通言語に世界を知る”をテーマとしたプロジェクト。USA自身が世界中を旅した経験を、書籍や舞台、絵本など様々なフォーマットで表現していくもの。その一環として製作された本作は、「グローバル ダンス エンターテインメントを標榜するEXILE USAが各国で見せる超絶パフォーマンスはもちろん、旅先で出会った様々な国・人種・世代を越えた人たちとのダンスコミュニケーションで繋がっていくさまを描く。
この日は、登壇したUSAさんの「『DANCE EARTH ~BEAT TRIP~』は、世界中をダンスで旅するという映像を巨大スクリーン、大音量でみなさんにお届けしたかったので今日は本当に嬉しいです」と喜びを露わにした挨拶から始まった。
このプロジェクトを始めたきっかけについて、「もともと、世界中で踊りたい、世界のビート全てを乗りこなしたいという夢があり、ちょうど『EXILE』の節目の年でいろんな変化があったので、ひとりの男として、ひとりのダンサーとして何ができるだろうと考えたとき、やっぱり“世界で踊りたい!”という気持ちが真ん中にあったので飛び出しました」と語る。
今回の映画化については、「活動を始めてから映画にしたいと思っていたわけではなくて、世界でいろんな景色を見たり音楽を聴いたり、いろんなすごい踊りに出会ったときに、これはみんなに見せたいなって強烈に思うようになりました。本にしたり映画や舞台にしたり、いろんな冒険が表現に変わるというのをライフワークとしてずっと続けていこうと思ったのがきっかけでした」とこれまで様々な形で表現したUSAさん。
言葉やカルチャーの異なる世界7か国(スペイン・イビサ島、タンザニア、ケニア、バリ、インド、ジャマイカ、アメリカ・ニューヨーク、シカゴ)を、「サーファーが世界中の波を求めてサーフトリップするように、ビートを求めて旅をする」姿に密着した本作。
その中で、一番印象に残った国はタンザニアだったという。「タンザニアのマサイには儀式というか、20歳を迎えた成人が旅をする文化があるんですけど、旅に出る前、気合いを入れるために、ジャンプをしてダンスをするんです」とふり返る。
さらに、ニューヨークの留学時代のエピソードも披露。「その当時の僕にとって、ダンスがうまくなるための最速の方法でした。クラブに行って踊りまくるという、スタジオに行って練習するよりは、実践。“武者修行”みたいなものでしたね」とふり返る。そして1か月半の間、エアコンの壊れた部屋で首の回らない扇風機に当たりながら「当時ヒゲ面のまっちゃん(MATSU)と小さいベッドで一緒に寝たりしてました(笑)」と語り笑いを誘っていた。
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そして最後に「『DANCE EARTH』の書籍が、中国、台湾、韓国と三言語に翻訳されて出版されました。あとは、『グローバル ダンス エンターテイメント』と題して世界に通ずるようなダンスの舞台を今年スタートさせたんですが、来年第2弾も始まります。ダンスは世界中のどんな人が見ても感動できるものなので、世界にも飛び出していきたいです。あと、3つくらいアイデアがあるんですけど、それはまた今度発表します(笑)」とユーモアを交えた言葉でイベントを締めくくった。
『DANCE EARTH ~BEAT TRIP~』はTOHOシネマズ系にて公開中。
※各劇場1週間限定公開/「EXILE」全国ツアーに併せ、全国順次公開(東京、名古屋、札幌、福岡)
《シネマカフェ編集部》
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