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土屋アンナや染谷将太も「またやってくれた」と虜に…映画『ムード・インディゴ』

フランスで400万部を超え、“永遠のラブストーリー”と謳われる「うたかたの日々」を、『エターナル・サンシャイン』('04)のミシェル・ゴンドリーが映像化した『ムード・インディゴ~うたかたの日々~』。公開を前にひと足早く本作を鑑賞した土屋アンナ…

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『ムード・インディゴ~うたかたの日々~』-(C) Brio Films – Studiocanal – France 2 Cinema All rights reserved
『ムード・インディゴ~うたかたの日々~』-(C) Brio Films – Studiocanal – France 2 Cinema All rights reserved 全 8 枚
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フランスで400万部を超え、“永遠のラブストーリー”と謳われる「うたかたの日々」を、『エターナル・サンシャイン』('04)のミシェル・ゴンドリーが映像化した『ムード・インディゴ~うたかたの日々~』。芸能界においても土屋アンナを始め、様々な女性たちが続々と本作の虜になっているようだ。

ストーリーは、肺にできた“睡蓮の蕾”によって命を奪われようとしている美女・クロエとそれを懸命にくい止めようとする青年・コランの姿をファンタジックに描く本作。

モデル・アーティストとして活躍する土屋さんは、「日々はとてもあっけない。泡のように消えてしまう。だからこそ、愛する人と過ごす大事な日々を、大切にして生きていきたい!」と主人公たちの人生に深く共感した様子。

同じくアーティストであるBONNE PINKからは「カラフルな出会いから、ブルーよりもっと深いインディゴの憂鬱、そしてモノクロームの苦悩へと疾走する愛の物語。原作の初映画化から40年以上経ってミシェル・ゴンドリーの魔法で上書きされた今作は、ポップでシュールで激情的で、昔の恋をふり返るような切なく温かいひとときでした」と色彩感覚を強くインスパイアされたコメントが寄せられた。

映画業界からは、男性陣もこの珠玉のラブストーリーを絶賛する声が。俳優の染谷将太は「ほんと楽しませてもらった。またやってくれたミシェルゴンドリー。ワクワクドキドキという感想が、唯一高尚な感想に聞こえる映画だ」とゴンドリー監督のファンならではの愛を語る。

一方で、映画監督の松江哲朗も「『僕らのミライへ逆回転』で開かれた手法を、本作は丁寧に閉じていく。しかし、花を咲かせるためには必要なことだったのだ。ゴンドリー監督は儚いモノを愛し尽くし、遂に最高傑作を手にした」と先輩監督の手腕に舌を巻く。

きゃりーぱみゅぱみゅを担当するアートディレクターの増田セバスチャン氏は「脳内に直接飛び込んでくる圧倒的なヴィジュアルの数々! ふと感じた不思議な違和感も、恋人たちの繊細な変化も、いつしかすっかり現実的な非現実の世界観に取り込まれ、リアルはファンタジーにこそ存在することを教えてくれる」と“ゴンドリー・マジック”にすっかり魅せられた様子。

エッセイストの村上香住子氏は「恋人・クロエの肺に咲く美しい睡蓮の花。パリのスーパースノッブ、ボリス・ヴィアンが描く、究極の息苦しく切ない愛は、失われたエモーションを蘇らせてくれる。幻想を掬い取るだけで、こころの内側を浄化してくれる」と原作から主人公たちのピュアさを想起した感想を寄せている。

宝島社で岡崎京子さんが描いた「うたかたの日々」の編集を担当された高田秀之さんは「胸に睡蓮の花が咲き、死にいたる―そんな悲劇を岡崎京子はまるで極彩色のようなモノクロームのマンガで耽美的に描いたが、ミシェル・ゴンドリーはダークな色調の中にも仄かな光が見えるラブストーリーとして映像化した。どちらも、ただただ切ないが、その切なさには不思議な多幸感がある」と岡崎さんの作品との比較を評してのコメントを残してくれた。

『アメリ』のオドレイ・トトゥとロマン・デュリスが、ゴンドリー監督の魔術に溶け込み紡ぎ出すラブストーリーにこの秋、酔いしれてみては?

『ムード・インディゴ~うたかたの日々~』は、10月5日(土)新宿バルト9・シネマライズほか全国にて公開。

《text:cinemacafe.net》

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