【東京国際映画祭】純白の長澤まさみ、漆黒の栗山千明、紅の忽那汐里…ファッション<女優篇>
今年で26回目を迎える、アジア有数の大規模映画祭「東京国際映画祭」。10月17日(木)、東京・六本木にてグリーン・カーペットが敷かれ、国内外から駆け付けた豪華ゲストたちがドレスやタキシード姿で登場。
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今年のグリーン・カーペットを彩ったのは、ニット素材のポンチョに、羽のような装飾が施された純白ドレスの長澤まさみ(『潔く柔く きよくやわく』)、レースの袖に妖しい美しさを漂わせる漆黒のロングドレスで会場を魅了した今年の“フェスティバル・ミューズ”栗山千明、さらにエマ・ワトソン演出の最新作『ブリングリング』を携えての来日となったソフィア・コッポラ監督もパンツスタイルながら黒でまとめ上げていた。
また、日本映画初出演となった『ジンクス!!!』で共演の山崎賢人と登場した「T-ARA」のヒョミンは煌びやかな装飾が施されたベージュのドレス、とここまではベーシックな色使いのゲストが多かった。
しかしそんな中で今年、一際目を引いたのが“赤”をチョイスした女優たち。岡田将生・主演の最新作『オー!ファーザー』でヒロインを演じた忽那汐里は、胸元に真紅の大きなスカーフに、赤&白のチェック柄のワンピースとキュートな出で立ちながら、ウェーブを効かせたロングヘアーの先を青で染め、その絶妙なカラーバランスでファッション・テクニックを披露。
また玉木宏ら出演の東京駅を舞台に様々な物語が交差する『すべては君に逢えたから』で共演した木村文乃と高梨臨の2人は、同作がクリスマスを舞台にしていることにちなんで、それぞれショート丈とロング丈の真っ赤なドレスで登場。溌剌と艶やか、同じ赤ながら雰囲気の異なったものに仕上げていた。
さらに、「EXILE」のMATSUこと松本利夫が主演を務めた『晴れのち晴れ、ときどき晴れ』のヒロインを演じた宮崎香蓮は、ワインレッドのドレスで艶のある雰囲気を漂わせていた。
そのほかには、金&銀のスパンコールが散りばめられた豪華絢爛なドレスで登場した今年の審査員を務める寺島しのぶ、斉藤工と共にフェスティバル・ナビゲーターを務める山崎紘菜は、白ブラウス&黒ジャケットにレースの手袋と堅めの上半身、その一方で短めにしたスカート&ジップアップのショートブーツ風のヒールを組み合わせ大胆に足を露出し観客の目を釘付けに、さらに谷原俊介を中心にカラフルなドレスで勢揃いした『プリキュア』の声優メンバーたちが会場を盛り上げていた。
昨年の大胆に背中を見せたパッションピンクのオールインワンで登場した石原さとみなどのチャレンジングなファッションに比べると、今年は“ド派手”ではなく、色や柄などを組み合わせたバランス重視のハイテクニックの応酬となった。
第26回東京国際映画祭は10月25日(金)まで開催。
《Photo:Hisashi Inaba》
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