【MOVIE BLOG】抜け殻脱出/今後の映画イベント予定
東京国際映画祭が終わって、抜け殻のような毎日が続いております。が、残務処理はまだまだ佳境で、なかなかゆっくり休むというわけにはいかず…
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ぐったりしつつも、徐々に社会復帰は果たしていて、というのは映画館に行っている、という意味なのだけど、吉祥寺のバウスシアターに『ルー・リード/ベルリン』の爆音上映を観に行って追悼を果たし(爆音ならではのライブ音量の、本当に素晴らしい上映だった)、『いとしきエブリデイ』を観てマイケル・ウィンターボトムの天才性を確認したり(『日陰のふたり』や『ひかりのまち』に並ぶ代表作にして、大傑作だ)、イメージフォーラムで開催中のモーリス・ピアラ特集に通って巨匠の多彩で奥深い才能に衝撃的に感動したり(この特集は決して逃すべからず!)、ハリウッドスターの出演しているアメリカ映画を金曜日の19時台に某シネコンで見たらお客が17人しかいなくて外国映画興行はもはや本当に終わったのか…と絶望したり(金曜の夜にハリウッド映画に17人とは、本当に絶望する)、まあともかく賑やかな映画体験の毎日が戻ってきました。
で、今後の予定を立てると、これが本当に大変なことになっている! トーキョーはなかなかすごい。
11月16日~12月6日:
・「スクリーン・ビューティーズ2 カトリーヌ・ドヌーヴ」
『シェルブールの雨傘』は僕が映画好きになるきっかけになった1本で、もう今まで何十回も見ていると思うけど、デジタルリマスターの美しいリニューアル版で上映されるのでとても楽しみ。が、なんと新宿ピカデリーでは朝9時10分からの上映のみ。朝9時からシェルブールなんて、なんとかしてよ新ピカさん!!
11月23日~11月29日:
・「第16回京都国際学生映画祭」
京都に行こうどうか、真剣に検討中…。が、下記予定と重なりすぎる…!
11月23日~12月1日:
・「第14回東京フィルメックス」
今年も素晴らしいラインアップ! 後日、既に見ているおすすめ作品や、未見で自分も楽しみにしている作品をブログに書いてみたい!
11月30日~12月6日:
・「スウェーデン映画祭2013」
今年は年初から北欧に面白い作品が多かった印象が強く、こういう国別映画祭もとても貴重。
11月30日~12月13日:
・「ポーランド映画祭2013」
今年もやりますねえ。スコリモフスキ御大もまたまた来日予定? ワイダ特集含めて、本当に全作が必見。旧作も絶対だけど、新作では『イーダ』(写真)が必見です。僕は、今年見た中で最も美しい1本だったと思っているほど。東京国際映画祭では諸事情で上映が叶わなかったので、ポーランド映画祭で上映されることになって本当に嬉しい。しつこいけど、必見です。
11月30日~12月13日:
・「中国インディペンデント映画祭2013」
この映画祭は、個人の人がほぼ独力で運営しているのですよね。それだけでもすごいのに、ラインアップも逃したくない作品ばかりで素晴らしい。会場はオーディトリウム渋谷。
11月23日~1月13日
・小津安二郎生誕110年・没後50年
新たなリマスター版も数本あるし、このタイミングで全作上映特集を組んでくれるのは嬉しすぎる。久しぶりに全作制覇すべく、年末年始は神保町に通おう。
というわけで、以上の予定が待っていると思うと、やはりゆっくり旅行とか行けないよなあ。
《矢田部吉彦》
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