【予告編】長谷川博己「この愛は、罪ですか」…『とらわれて夏』をナレーション
先日の第71回ゴールデン・グローブ賞で「主演女優賞(ドラマ部門)」にノミネートされたケイト・ウィンスレットが主演する『とらわれて夏』。ついに解禁となった本作の予告編で…
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本作は、殺人を犯した脱獄犯と、愛を失った母親。それぞれ過去の悲しみにとらわれた男女が障害を乗り越えて純愛を貫こうとする姿を、13歳の少年の視線を通して見つめたラブストーリー。『きみに読む物語』『マディソン郡の橋』につぐ、“許されない愛”を激しく静かに描いた感動作として、注目を集めている。
『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』の2作ともアカデミー賞「作品賞」「監督賞」にノミネートされたジェイソン・ライトマン監督のもと、主役アデルを演じるのは、『愛を読むひと』でアカデミー賞「主演女優賞」に輝いたケイト・ウィンスレット。母子の前に現れる優しい脱獄犯フランクには『L.A. ギャング ストーリー』のジョシュ・ブローリン。
今回公開となったのは、長谷川さんの優しい声のナレーションによる、“許されない愛に直面した母を見つめる息子目線”で語られる予告編。成長した息子ヘンリー(配役はトビー・マグワイア)の心情そのままに、「この愛は、罪ですか」と語りかけている。
心に傷を負った母にずっと寄り添ってきたヘンリーが、初めて目にする母の女性としての愛。それを受け止めようとする複雑で繊細な心情を表現するため、白羽の矢が立ったのが長谷川さんだ。「優しくて繊細な語り口が、映画のイメージにピッタリ」とのことで抜擢された。
長谷川さんは、以前にナレーション経験はあるものの、今回は自身がジェイソン・ライトマン作品を全部見ており、監督のファンだったことから快諾。「好きです、ライトマン監督。今回も魅せてもらった。メロだねぇ、泣けた!」と本作にも大絶賛を送り、「そりゃあ、名だたる俳優が出たがるわけだ!」と納得のコメントを残した。
スタジオでは、自分から何度もリテイクを申し出て、納得できるまで収録を繰り返したという長谷川さん。その真摯な姿はとても印象的で、彼の素敵な声により一層深い余韻の残る予告編に仕上がっている。
過去にとらわれた男女が出逢い、愛と希望を取り戻していくある夏の5日間を、長谷川さんの声に耳を澄ませながら見つめてみて。
『とらわれて夏』はGW、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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