劇場でクラッカー炸裂! 破天荒過ぎる上映会“マサラディスコ”に潜入
“ボリウッド”版「glee」×「ゴシップガール」誕生とも言われ、本国・インドで公開されるやいなや、大ヒットとなった『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』…
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名門私立学校の聖テレーザ学園では毎年、学園ナンバーワンの生徒を目指し、全生徒が競い合うコンテストが行われている。今年の注目は、実業界の大物を父に持つイケメンのロハン(ヴァルン・ダワン)と、スポーツ万能、頭もキレて、ダンスもキレる、おまけにナイスガイの転校生・アビ(シド・マルホトラ)。やがて2人の間には、良きライバルとして友情が芽生え始める。だが、ロハンのガールフレンドのシャナーヤ(アーリアー・バット)とアビが急接近し、3人の関係はぎくしゃくし始め――。
マサラディスコ上映会とは、映画は“座って観る”という固定概念を覆すように、ダンスシーンが始まったら全員スタンドアップで映画に合わせてダンス、各々が「ここだ!」と思ったシーンでクラッカーを鳴らしたり、歓声をあげたり、と終始“アゲアゲ”のハイテンションで映画を楽しむライヴ感あふれるイベントだ。
会場に着くと長蛇の列で待つお客さんの中にはキッズから中高年までパンジャビドレス、サリー、ランガードレスと言ったインドの民族衣装に身を包み、早くも異世界の気分に。
上映前にまずは全員で本作に登場するダンスの練習。先生からのレクチャーを受け会場一体となったところでいざ上映開始! お気に入りのシーンでクラッカーを鳴らすのだが、校長先生が登場すると早速「パンッパーン!」と音が。この校長先生、実はゲイでロハン&アビが所属する部活の監督に恋心を抱いている乙女チックな先生。本作では人気者でイケメン・アビの登場シーンの次にクラッカーの音が多かったのでは?
もちろんのことロハン、アビ、シャナーヤの登場シーンでは大盛り上がり! 特にアビの肉体美が披露されるシーンにいたっては歓声とクラッカーの音で音楽がかき消されるほどだ。
そして教わったダンスのシーンになると座席から立ち、歌ったり踊ったりで会場のテンションもさらにアップ! これこそが映画と一体になるマサラ上映会の醍醐味と言わんばかりに全員ノリノリでダンスをしていた。
上映会後は一番目立っていた人に「スチューデント・オブ・ザ・イヤー賞」が贈られ、終始大盛り上がりの上映会となった。
会場のアンケートにも「大きな画面と大きな音で踊れて楽しい」「映画館でこんなに踊ったの初めて」「観客の笑いやツッコミが楽しく面白かった」と初参加にして満足した人も多かった様子。
15分に1回ミュージカルシーンが流れたり、思わず笑ってしまう場面展開が繰り広げられる本作。笑いあり歓声ありの会場全員と共有しあえる上映会で、ボリウッド映画が好きな人、ミュージカル映画が好きな人はもちろん、初めてボリウッド映画に挑戦する人や、ボリウッド映画が苦手…という方にもこの“マサラ上映会”はおすすめしたい。
『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』は5月3日(土)よりシネマライズほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》
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