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【シネマカフェ的海外ドラマvol.310】TVでも映画でも大活躍のイケメン/アーロン・ポール<前編>

エミー賞で作品賞に輝くなど「海外ドラマ史上最高の傑作!」との呼び声も高く、いよいよ6月6日(金)から全5シーズンの日本放送が始まる「ブレイキング・バッド」。そして、同名ゲームの映画化として注目を集め…

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アーロン・ポール/(C) Getty Images
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エミー賞で作品賞に輝くなど「海外ドラマ史上最高の傑作!」との呼び声も高く、いよいよ6月6日(金)から全5シーズンの日本放送が始まる「ブレイキング・バッド」。そして、同名ゲームの映画化として注目を集め、6月7日(土)から日本公開される『ニード・フォー・スピード』

この2作品を繋ぐ人物と言えば? もちろん、「ブレイキング・バッド」のジェシー・ピンクマン役で人気を集め、『ニード・フォー・スピード』では主人公のトビー・マーシャルを演じるアーロン・ポール!

「『ブレイキング・バッド』の最終話を撮り終えた翌日の午前6時半に『ニード・フォー・スピード』の撮影が始まったんだ!」と苦笑するアーロンに、「ブレイキング・バッド」の思い出、そして『ニード・フォー・スピード』の魅力を語ってもらいました。

余命を宣告された化学教師ウォルター・ホワイトが愛する家族に財産を残すため、専門知識を活かしてドラッグビジネスに乗り出す「ブレイキング・バッド」。衝撃的な設定とスリリングな展開、さらには現実社会を反映したリアリティと乾いたブラックユーモアで全米を虜にした本作は、シーズンを重ねるにつれ視聴者を増やすという、作品のクオリティあってこその現象を巻き起こしました。

一度観始めたらやめられない中毒性からセレブにもファンは多く、「ワン・ダイレクション」の5人中3人が熱心なファンであることを公言。同じ放送局の人気ドラマ「ウォーキング・デッド」のダリル役でおなじみ、ノーマン・リーダスが先頃の来日時、「演じてみたい役を1つ選ぶとしたら、それはウォルター・ホワイト!」と興奮気味に語っていたのも思い出されます。

そんな「ブレイキング・バッド」でアーロン・ポールが演じるのが、主人公・ウォルターの元教え子にして、ドラッグビジネスの相棒となるジェシー・ピンクマン。かつての落ちこぼれ生徒だったジェシーは再会をきっかけにウォルターとコンビ結成。豊富な知識で抜群のドラッグを作るウォルターと犯罪の世界に通じるジェシーは、ほどなく運命を共にする盟友となっていきます。

真面目なウォルターと小悪党気質のジェシーは衝突することもしばしばですが、何だかんだ言いながらもコンビネーションは絶妙。先生を鬱陶しがる生徒のような、父親に頭の上がらない息子のような、ジェシーの人間味あふれるキャラクターはウォルター共々人気を集め、アーロンは2度のエミー賞「助演男優賞」に輝きました。

「僕はあの素敵な夢をもう少し見続けていたかった」と、最高の作品と役柄に出会えた幸せをロマンティックに表現するアーロンですが、撮影の最終日には番組関係者全員でお揃いのタトゥーを入れたそうです。「15人くらいは番組のロゴである『BRBA』を入れて、あとの15~20人くらいは『No Half Measures』と入れた。“何があっても100%やらないといけない”という意味で、物語に深く関わるフレーズなんだ。僕は『No Half Measures』の方を入れたよ」。

ただし、最終シーズンの撮影期間中は感傷に浸るばかりではなかったとか。空き時間を見つけては『ニード・フォー・スピード』のためのトレーニングに励んでいたそうです。「ストリートレーサーの役だからね。運転を完璧にマスターしなくちゃいけなかったんだ。撮影が休みになるたびロサンゼルスに戻り、レーストラックに通った。撮影のある日も、車を走らせる場所を見つけては練習していたよ」。

休憩時間を削っての準備もいとわないほど出演を熱望した映画『ニード・フォー・スピード』とは? ジェシー・ピンクマンという当たり役で絶賛されたアーロンが、次に挑戦するのはどんな役? 後編では『ニード・フォー・スピード』の全貌に迫りながら、出演が噂される「ブレイキング・バッド」のスピンオフドラマについても訊きます。

《渡邉ひかる》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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