宮沢りえ主演・ドラマ「グーグーだって猫である」に黒木華、菊地凛子も出演!
漫画家・大島弓子の自伝的コミックエッセイ「グーグーだって猫である」を映画に引き続き、WOWOW連続ドラマWにて犬童監督がメガホンをとることで話題となっているドラマ版「グーグーだって猫である」のオールキャストが明らかになった。
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人気少女マンガ家で吉祥寺に暮らす小島麻子(宮沢りえ)は連載の締切に追われ、慌ただしい毎日を送っていた。そんな中、長年暮らしてきた愛猫・サバが突然、この世を去ってしまう。それ以来、漫画を描くことはおろか、食べることもままならない生活に。
麻子を長い間支えてきた編集者・大森(長塚圭史)の勧めで一軒家に引越したものの、以前のようには戻らない。ある時、井之頭公園を散歩していた麻子は子猫を連れたホームレス(田中泯)と出会い、子猫が病気を患っていることを知る。子猫の病気を治してあげたい麻子が起こした行動とは…。
麻子の長年の編集者であり、人情味あふれる大森役に、劇作家・演出家としてだけでなく俳優としても目覚ましい活躍を見せる長塚圭史、麻子のアシスタント・ミナミ役に、『小さいおうち』でベルリン国際映画祭「最優秀女優賞」を受賞し「花子とアン」でも好演を見せる黒木華、さらに麻子をグーグーに引き合わせたホームレス役には、宮沢さんとは『たそがれ清兵衛』以来の共演となる田中泯という個性豊かな俳優陣が揃った本作。また、岩松了、「ロッチ」の中岡創一、市川実和子のほか、ハリウッドで活躍する菊地凜子も参加し、ドラマにスパイスを利かせている。
このキャスティングについて、主演の宮沢さんは「とても魅力的ですよね。(長塚)圭史さんも、(黒木)華ちゃんもそうですが、本当にちらっとご出演いただいている方もふくめて、皆さんすごく個性にあふれて、表現力に長けている方達ばかりなので、毎日撮影現場に行くのが楽しみでした」とコメント。
また、宮沢さんについて長塚さんは「大島弓子さんが持つ特別な感性が(宮沢)りえさんにピッタリあっているんじゃないかと思います」とキャスティングの妙を語れば、田中さんは「宮沢さんが麻子をやるというのが、今回出演を決めるにあたり大きな要素でした」とその存在感を讃えている。
さらに、田中さんは『メゾン・ド・ヒミコ』以来の犬童作品でホームレス役を演じることにも「やってみたい」と感じたそうだが、長塚さんも「監督が映画ですでに『グーグーだって猫である』を撮られているにも関わらず、ドラマでまた撮ってみようというのは大変面白い試みだと思いました」と作品へのこだわりを感じている様子。黒木さんは「映画の『グーグーだって猫である』も観ていましたが、やっぱり4話構成のドラマということもあり、より人間っぽさがあって、面白いと思いました」と脚本の印象を語っている。
映画というくくりとはまた違う連続ドラマの世界で、個性豊かなキャストたちがこの特殊な物語をどう紡いでくれるのか、ますます楽しみになってきた。
連続ドラマW「グーグーだって猫である」はWOWOWにて今秋、土曜夜10時のオープニング作品として放送予定。
《text:cinemacafe.net》
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