ブラピ、10度目来日で留守番の子どもたちからはおもちゃのリクエスト
来日中のブラッド・ピットが11月15日(土)、主演映画『フューリー』の記者会見に共演のローガン・ラーマンと共に臨んだ…
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第二次世界大戦末期のドイツを舞台に、“フューリー(激しい怒り)”と命名された戦車を操り、たった5人で約300人のドイツ軍と戦った5人の兵士たちの姿を壮絶に描き出す。
ブラッドは今年8月に長年のパートナーであったアンジェリーナ・ジョリーと結婚式を挙げて以来、これが初めての来日。今回、アンジーや子どもたちは同伴しておらず、この日の会見でアンジーの名やプライベートが語られることはほとんどなかったが唯一、今回が通算10度目の来日という指摘に対し「日本に来るたびにいつも驚きがあります。写真をいっぱい撮っては子どもたちに送ってるよ。子どもたちからは『こういうおもちゃを買ってきて』と既にいくつか頼まれてるんだ(笑)」と幸せそうに笑みを浮かべて語った。
映画については主演俳優としてのみならず、プロデューサーとして撮影前、および撮影後の編集作業などにも関わってきたが「本当に作りたいものが出来たと思います」と手応えを口にする。今回演じた、ウォーダディーという役柄、そして物語の魅力について「これはリーダーシップを描いた映画。戦争のさなか、上官は隊の士気を高め、部下たちに厳しく接し、素早く確信を持って決断を下さなくてはならない。たとえ、迷いがあったとしてもそれを部下に見せることはできない。では彼はどのように溜め込んだストレスを発散させているのか? 非情に面白い題材だと思ったし、時に難しい判断を迫られる一方で非常に愛情深い男としても描かれていた」と語る。
また予告編にも登場する「理想は平和だが、戦争は残酷だ」というセリフはブラッドのアドリブ。元々、リサーチで話を聞いたある退役軍人が発した言葉だったそうで「日常のルールや理想は戦場では通用せず、時に冷徹にならねばならない。人間はここまで進化しても、なお世界中で戦火がやむことはない。理不尽が世にはびこっている。その愚かさや矛盾をついた言葉だと思う」と思いを噛みしめるように語った。
ローガンは戦場未経験のまま隊に配属され戦争の現実を前に変化を遂げいていく新兵を演じたが「自分にとって特別な作品であり、ここまで誇りに思える作品は初めて」と語る。撮影前にはブートキャンプと言われる厳しい合宿も行われ、そこで肉体的に訓練すると共に隊としての絆を深めたが「現場でも新兵扱いで大変だった(笑)」と苦労を漏らす。親子ほど年の離れたローガンについてブラッドは「彼の役が一番大変だったと思う」と労い「それでも撮影現場では彼が我々に挑戦してくるようなこともあった」と若き新鋭の成長ぶりに目を細めていた。
『フューリー』は11月28日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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