男女のコミュニケーションのズレの原因が判明!? 『インサイド・ヘッド』特別映像解禁
『モンスターズ・インク』のピート・ドクター監督の6年ぶりの新作『インサイド・ヘッド』が7月18日(土)より全国にて公開となる。このほど、公開に先立って特別映像が解禁された。
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映画史を変えた世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』以来、『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』『カールじいさんの空飛ぶ家』など、20年にわたり世界中に驚きと感動を贈り届けてきたディズニー/ピクサー。その総力を結集して贈る待望の最新作が、『モンスターズ・インク』のピート・ドクター監督の6年ぶりとなる新作『インサイド・ヘッド』である。
“頭の中”を意味する題名の本作は、監督の愛娘の成長からインスピレーションを得て制作された、誰もが持っているのに誰も見たことがない、無限に広がる“頭の中”の世界を描いた感動の冒険ファンタジー。11歳の少女・ライリーの中にある5つの感情…楽しい気分にする“ヨロコビ” 悲しい気分の時に現れる“カナシミ” 怒りを爆発させるときの“イカリ” 嫌いなものを拒絶する“ムカムカ” そして安全を守る“ビビリ”が、予想もつかない冒険を繰り広げる。ディズニー/ピクサーが最も得意とする、驚きと感動の物語だ。
このたび解禁された特別映像は、田舎から都会へ引っ越してきたライリー一家が簡単な夕食をするシーン。このシーンでは誰もが日常的に経験したことがあるであろう“男女が会話をする中で度々起こってしまうすれ違いのシチュエーション”が“感情たち”によって引き起こされているという事を明らかにしている興味深い映像になっている。
映像の冒頭、元気がないライリーを心配した母親が「新しい学校はどうだった?」と質問すると、嫌々ながら「まぁまぁかな」と答えるライリー。すると母親の頭の中の“感情たち”は早速会議を開始。結果、“学校でライリーに何があったのか”を調べる事が決定する。父親に協力を求めようと母親が咳払いで合図を送るが…父親は頭の中でサッカーに夢中、全く上の空。しかし、母親の少しイライラ態度に気がついた父親、そして頭の中の“感情たち”は“なぜ妻が急にイライラしだしたのか?”と必死に考えるが、こともあろうに「ライリー、学校はどうだ?」とおなじ質問を繰り返し、父親は母親を心底ガッカリさせてしまう。誰もが日常的に思い当たるであろう“あるある”な男女のコミュニケーションのズレの原因が、この特別映像からハッキリわかってしまう興味深い映像だ。
今回の映像では、ライリーの頭の中には楽しい気分にする“ヨロコビ”と悲しい気分の時に現れる“カナシミ”の姿が見えないが、果たしてどこに行ってしまったのか? また、父親の頭の中の“感情たち”の中心に座っているのが“イカリ”だったり、母親の頭の中の“感情たち”の中心に座っているのが“カナシミ”だったり、人によって“感情たち”の編成が異なることにも注目したい。果たして、あなたの頭の中で中心に座っている感情はだれなのか? 人が幸せになるために“カナシミ”は必要なのか? ますます本編が気になってくる。
さらに、同シーンの方言バージョン「沖縄版」と「津軽(青森)版」が同時に解禁となった。『アナと雪の女王』では劇中歌を各方言で歌っだ動画を投稿する事が流行ったが、今回の特別映像でも方言吹替ブームが起きるかもしれない。さて、あなたは何を言っているかわかるだろうか? 私たちの“頭の中”を暴くであろう本作の秘密を、まずはこちらの映像からのぞいて見て。
『インサイド・ヘッド』は7月18日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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