中村蒼、黒島結菜の初恋相手役に!「一番電車が走った」追加キャスト発表
被爆からわずか3日後に路面電車の運転が再開されたという実話を基に描いたNHKドラマ「一番電車が走った」。この度、主演・黒島結菜が…
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昭和20年8月9日、一台の路面電車が焦土と化した広島の街を走り始めた。生き残った電鉄会社の社員が原爆投下の翌日から復旧作業を始めていたのだ。 被爆からわずか3日後に、一部の路線で運転再開にこぎつけた。運転士は10代半ば、電鉄会社の家政女学校で学びながら働く少女たち。 戦地に赴く男性の代わりに路面電車に乗務、運転も任されるようになっていた。
雨田豊子(黒島結菜)は頭に包帯を巻き、運転席に立つ。 車内は家族を探しに行く人々で満員だ。 誰もがすがる思いで前方を見つめた。 そして迎えた終戦。 すべてを失った広島の街を路面電車は走り続ける。 「電車が動いたら広島は復活するんじゃ!」電鉄会社の電気課長、松浦明孝(阿部寛)は、主要路線の1か月以内の復旧に向けて立ち上がる。 絶望の街をゆく路面電車は、いつしか“ヒロシマの希望”となっていった――。
今回出演が決定したのは、大河ドラマ「八重の桜」、木曜時代劇「かぶき者 慶次」、スペシャルドラマ「洞窟おじさん」、「本棚食堂」に出演するなど、清廉でクリーンなイメージからNHKで起用されることも多い中村蒼。黒島さん扮する豊子の乗務する電車の乗客であり、初恋の相手となる森永勘太郎を好演する。
本作に出演するにあたって事前に資料を見ていたという中村さん。「何度か見ているのにとても衝撃的で言葉では表せないような気持ちになりました。この作品の軸にはそんな時代を必死に生きる少女達が映っていると思います。その子達をみてみなさんが少しでもこの時代について考えてくだされば幸いです」とコメント。
中村さんのほかにも松浦明孝に反発する現場作業員・安永役に新井浩文が参戦。原爆投下によって運命を翻弄された広島市民たちの姿が生々しく描かれる。
「一番電車が走った」は8月10日(月)NHK総合テレビにて19:30~放送。
《シネマカフェ編集部》
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