【シネマカフェ的海外ドラマvol.345】女子人気が高い頼れるヒーローは?「デアデビル」ほか
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『デッドプール』『X-MEN:アポカリプス』などなど、今年も映画界ではアメコミのヒーローたちが活躍…
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まず1人目は、「ARROW/アロー」のアローことオリバー・クイーン。大富豪一家に生まれたオリバーは、リッチなプレイボーイとして知られるセレブです。けれど、実は緑色のフードをかぶり、弓矢で敵を射抜くアローとして活躍中。生まれ育った街スターリング・シティのために日々力を尽くしています。
プレイボーイ…とは言ったものの、秘密のヒーロー生活の中で呑気に女遊びができるはずもなく、もはやオリバーもプレイボーイなのはイメージのみ。恋人の妹と浮気し、浮気旅行中の事故で様々な人間の運命を狂わせた過去はあれども、その罪悪感や複雑な顛末、ぬぐえない苦悩が今のオリバーを形作っているとも言えます。そのため、むしろ女性に弱いタイプといった方がしっくりくるかも。また、毎日の鍛練を怠らない努力家でもあり、弓の腕は超一流。鍛え抜かれた体を張って、愛する者を守り抜こうとする姿勢も素敵です。
2人目は、「THE FLASH/フラッシュ」のフラッシュことバリー・アレン。アローのヒーロー仲間でもあるバリーは、セントラル・シティ警察の科学捜査班に調査員として勤務。実験室での事故をきっかけに超人的な治癒力と超高速の移動能力を身につけ、セントラル・シティを守るフラッシュとして活躍するようになりました。
暗い生い立ちを抱えながらも精一杯楽観的で、そこが健気でもあるバリーは女の子に対しても一途。幼なじみのアイリスに想いを寄せながら、恋心をなかなか口にできないモジモジ男子でもあります。その後、ヒーローとして成長するバリーが、アイリスへの恋心にどう向き合うのかも見どころ。たくましくてクールなアローよりはちょっぴり頼りなさそうに見えるフラッシュですが、その不完全さもキュートに感じられるところです。
そして3人目は、「デアデビル」のデアデビルことマット・マードック。盲目の弁護士マットは、ニューヨークの街ヘルズ・キッチンの悪と戦うデアデビルでもあります。幼い頃に視力を失ってしまい、それ以外の感覚を研ぎ澄ましながら生きてきたマットも、アローやフラッシュ同様、秘密のヒーロー生活に身を捧げています。
どこか人を寄せつけない孤独感を漂わせながらも、物腰は柔らかくてジェントル。そんな印象のマットが、鍛え上げた肉体で悪を成敗するギャップにときめかされる人も多いのではないでしょうか。また、正体を明かせない苦悩、というより、正体を明かさずに全ての問題を背負い込もうとする献身もヒーローらしく、マットの哀愁をより深くしているところです。
まだまだ海外ドラマの世界にはヒーローがたくさん。後編に続きます!
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