クリント・イーストウッド、ソマリアで人質になったアメリカ人の実話を映画化?
クリント・イーストウッド監督がソマリアの武装勢力に捕えられたアメリカ人支援活動者の映画化に向けて話し合いを行っているという。
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イーストウッドは2012年にソマリアで武装勢力に捕えられ、米海軍特殊部隊に救出されたジェシカ・ブキャナンの経験を綴った回顧録「インポッシブル・オッズ」を基にしたこの新作でメガホンを取る方向で話し合いを進めているようだ。
脚本には「L.A.コンフィデンシャル」を執筆したことで知られ、最近では『レジェンド 狂気の美学』で脚本兼監督を務めたブライアン・ヘルゲランド、プロデューサーにはグレッグ・シルバーマンとジュリア・スピロが予定されている。
ブキャナンは2011年に恵まれない子どもたちの支援活動のためにソマリアへと向かったが、現地の係員に裏切られ、同僚と共にソマリアの海賊団に金銭目的で人質に取られて93日間に渡って拘束された。これを受け、回顧録の一部も執筆している夫エリック・ランデマルムが様々な機関に妻の救出を求めた結果、米バラクオバマ大統領が軍隊の介入措置を取るに至った。
イーストウッドがこの監督を引き受けることになれば、本作はイーストウッドにとって『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』に続く実話を基にした映画作品ということになる。
(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》
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