ダニー・ボイル監督、ユアン・マクレガーに罪悪感!
ダニー・ボイル監督はユアン・マクレガーではなくレオナルド・ディカプリオを『ザ・ビーチ』に起用したことを申し訳なく思っているそうだ。
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2000年作『ザ・ビーチ』の主役を巡り仲違いをしながらも、その意見の相違を乗り越え、現在は『トレインスポッティング』の続編に向けて取り組んでいるボイル監督とユアンだが、ボイル監督は友人でもあるユアンに対してひどい対応をしてしまったと認めている。
「EMPIRE」誌のインタビューの中でボイル監督は「その頃、ユアンを大切に扱っていなかったんだ。でも彼はいつもとても寛容だった。だから僕らがもう一度会って話したときには、彼に僕がどれほど過去における彼の扱い方を申し訳なく思っているかを話したんだ。そこから僕たちの関係は修復したよ」と語る。
またユアンも2人の友人関係、仕事仲間としての関係が再び元通りになったと話している。「ダニーとは長い間会ってなかったね。彼もうんざりしていたし、僕もうんざりしていたんだ。僕は17歳以来スコットランドに住んでいなかったし」「それから彼がスコットランドに戻ってきて、僕もスコットランドに戻ったんだ。言うならば最悪ないざこざがあったよ」。
以前ユアンはボイル監督が『ザ・ビーチ』に自分ではなくディカプリオを起用したことにとても傷ついていたと語っていたことがある。「当時自分が新進気鋭俳優かなにかの気がしていたんだ。ダニーに起用される幸運な俳優だったし、『普通じゃない』ではそんなにでもなかったかもしれないけど、『シャロウ・グレイブ』や『トレインスポッティング』っていう僕らの経歴よりも何か大きな存在で、イギリス映画界に僕ら特有のしるしを残した気分だったのさ」。
「だから『ザ・ビーチ』が作られるときには、僕はあの役を演じると思ったし、まわりからも何か月もそう言われていたんだ。なのに結局僕は出演しないと言われたわけさ。だからすごく戸惑ったし、間違った扱いを受けたとか言う風に感じたんだね。でも当時はすごく傷ついたよ。ちょっと動揺して、僕のプライドは傷つけられたよ。それに僕が思っていた方向と違った方向性になぜ彼らが向かったのか理解できなかったんだ。お金がからんでいる話は理解できたけどね。でもあれは僕たちとはちょっと違うハリウッド版の作品だったのさ」。
(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》
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