「今までの千葉くんとは少し違った一面」北川景子からのメールに感激
――千葉さんは、本作にて単独初主演(※全国規模)となりました。うれしさ、プレッシャーなど含め、どんな気持ちでしたか?
千葉:プレッシャーがまったくなかったと言えば、うそになってしまうかもしれません。こうしたミステリーや重厚感のある作品は、僕の悪い癖で、結構ひとりで考え込んでしまうところがあったんです。
けど、例えば、成田(凌)くんはフランクなスタイルでどんどん崩してくれたり、ひとりひとりが「こうしたほうがいいんじゃない」という意見を出し合って作っていった現場だったので、僕もその一端として、みんなで作っていく心構えで臨めました。
僕は手放しに「楽しい」のがすべていいかと言われると、そうじゃないと思っていて。難しいところでも、作品はみんなで作るものだと思うので、そうやって作っていけば、いい意味で肩の力が抜けて、好きなことができると思っています。
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――前作の主演だった北川景子さんと、本作についてお話したりもしましたか?
千葉:お会いしたのは撮影でご一緒するときだったんですけど、クランクインする前に「明日からだね、頑張ってね!」という激励のメールをいただいて、すごく励みになりました。完成したものをご覧になった後も、すごく長い文章で感想をいただいたんです。細かく「あのシーンが~」みたいなことも書いてありましたし、「いままでの千葉くんとは少し違った一面が、この作品に出ていると思う」とおっしゃっていただいて…。
自分では「新境地」とかの気負いはなく作品に臨んだんですけど、そうおっしゃっていただいたのは、素直にすごくうれしかったです。作品をやる上でも励ましていただきましたし、こうやって宣伝をさせていただく前にも力をくれて、本当に大尊敬です。
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