『風と共に去りぬ』以外にも複数作品が「BLM」運動をきっかけに放送・配信中止
ジョージ・フロイドさんの死をきっかけに、全米各地で「Black Lives Matter」(黒人の命は大切だ)というスローガンを掲げた人種差別への抗議デモが拡大。テレビ局やストリーミングサービスが人種差別的な描写がある複数の作品の配信・放送を停止した。
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パラマウント・ネットワークは、警察に密着するリアリティー番組「全米警察24時 コップス」を、シーズン33の放送一週間前にキャンセル。現在のところ、番組を復活させる予定はないとのこと。
A&Eネットワークも、パトカーやヘリコプターに搭載したカメラが記録した生々しい現場の映像で人気の「Live PD」(日本では現場の映像のみに再編集した「密着!アメリカ警察24時」としてHuluなどで配信されている)の打ち切りを決定。しかし、ホストを務めていたダン・エイブラムスは不服の模様。「Live PDを批判している人たちのほとんどが、1話も観たことのない人だと気がついた」、「それなのにネガティヴなコメントが一般論みたいに思われている。本当に悲しいことだ」とツイッターに綴った。
イギリスのNetflixは長寿番組「フィラデルフィアは今日も晴れ」のシーズン6のエピソード1話を配信中止に。そのエピソードでは登場人物の2人が「ブラックフェイス」をかぶっているためだという。
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