だが第5話では、ファンの間で伝説化している「オールナイトニッポン」のエピソードが再現され、アユの率直な言葉が共感を呼んだ結果、1stアルバム「A Song for ××」はランキング初登場1位を獲得する大ヒットとなったことが描かれた。
その一方、業界のご法度となるアユとプロデューサー・“マサ”の禁断の恋愛関係が明るみになり、ドラマはクライマックスへと向かって新たな局面を迎えている。
コロナ禍の放送中断も何のその、放送再開後もSNSで大きな盛り上がりを見せている本作で、マサ役を熱演する三浦翔平が本作について語ってくれた。
90年代を「一度経験してみたかった」
テレビ朝日とABEMAによる初の共同制作で作られた本作は、同名小説を基にヒットメイカー・鈴木おさむが大胆な脚色を加えてドラマ化、姫野礼香役の田中みな実をはじめとする俳優陣の怪演&狂演も後押しして話題沸騰中だ。
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三浦さんは、本作の舞台となる1990年代について「今の時代とはまた違った良さがある」と語り、「先輩がたはあの時代が良かったと言ってますね。一度経験してみたいなと思っていたので役で経験出来て良かったです!」と喜びを込める。
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演じるのは実在の人物ということもあり「難しかった」と吐露。「監督やプロデューサーさんと相談しながらどのように演じていったらいいかは作り上げていきました」という。ただ、三浦さん自身と役との共通点は「ほぼないですね(笑)」と笑顔。だからこそ、「ぶれずに 恥ずかしがらずに!」という気持ちを大切に演じていることを明かした。
そんな撮影で最も印象に残っているのは「2話の雨ふらし」。「崖の上から叫ぶシーンです。かなり寒い中、時間もなかったので大変でした」。
いまだから語れる!? 怪演の舞台裏「カットかかったら爆笑してます」
本作はABEMAドラマ史上最高の視聴者数を記録したり、Twitterで世界トレンド入りも果たしたりと話題を独占中。「自分自身に入ってくる全ての情報が毎話毎話衝撃的でした。だんだん反響を楽しみにしだしました」と三浦さん。
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観る者を釘付けにする名セリフも続々と登場しており、三浦さん自身、「許さないVS許さない」「ハッピーバースデートゥーミー」「俺の作った虹を渡れ」「神の目が選んだんだ」「お待たせしました。お待たせしすぎたのかもしれません」など、どれかを「選ぼうと思ったらきりがありません」と言うほど。
また、田中さんや水野美紀さんとの共演は、「台本通りですからある程度は予想できました(笑)が、カットかかったら爆笑してます」と告白。特にスピンオフドラマも決まった田中さんについては、「このようなアプローチの方法があるのだと、とてもいい勉強になりました。どこかで参考にさせていただきたいと思ってます(笑)」と向学心をのぞかせながら語った。
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撮影中断によって「台本が大幅に変更された」そうで、「自粛の期間分は自然とパワーアップしています!」という三浦さん。
いよいよ7月4日(土)に迎える最終回を前に、「あり得ない展開が楽しみ」と自身でも語りつつ「友達とあーだこーだ言いながら次の日にでも、楽しく話してもらえれば嬉しい」と期待を込めて語っている。
「M 愛すべき人がいて」は毎週土曜23時15分~テレビ朝日系24局にて放送、0時05分ごろよりABEMAにて配信開始。