主人公の目黒澪を小芝さんが演じ、澪が居候するシェアハウスの妖怪役にはぬらりひょん=沼田飛世に大倉孝二、お岩さん=四谷伊和に松本まりか、酒呑童子=酒井涼に毎熊克哉、座敷童子=和良部詩子に池谷のぶえ。神主でシェアハウスの大家、陰陽師の末裔でもある水岡譲には味方良介。澪の勤務先の編集プロダクションの上司・原島響人に大東駿介、澪の同僚・山中美雪に内藤理沙、若手編集者の柳沙羅に宮本茉由といったキャストも共演した本作。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
最終回では妖怪化が進む澪だが、その矢先、譲と原島の両方からプロポーズされ、はじめての経験に澪は悩み苦しむ。そんな澪を見かねた座敷童子は妖怪たちとともに天狗大王(声・福田転球)の元へ向かい、お札を入手。澪に御守りとして渡す。
その札を持って外出した澪はカラスの大群に襲われ、黒い煙に巻き込まれる。闇のなか、体が自由に動かず、息苦しくなった澪は譲の名前を呼ぶ。助けに来た譲と結婚した澪だが1年後、9月26日が迫ってくると自分が大事な何かを忘れていることが気になり出し…という物語が展開。
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天狗の札の力で譲と原島、2人との結婚生活を体験した澪は、自らの妖怪化が自分の解放だと気づき、「生きたいように生きて何が悪い」と“妖怪”になって自由に生きる道を選ぶ。それから1年後、原島のもとに澪が書いた「妖怪シェアハウス」という小説が届く…というラストだった。
人に嫌われることを恐れ、空気ばかり読んで生きてきた澪が選んだ“生きたいように生きる”という決断に「見た目は軽やかで馬鹿馬鹿しくていちいち可愛いコメディですが、ちゃんと2020年の今描くべき女性主人公のドラマとして作られた作品」「周りに流され我慢して自分を殺して人に合わせてた澪が妖怪たちとの色々な出来事を体験して辿り着く結末が「自分らしく生きて自分を貫いて生きていく」って綺麗」などの声が上がる。
またゲスト出演したmiwaさんには「miwaちゃんの巫女さん姿本当に似合ってました」といった声とともに、「思えばmiwaさんのDAI TANの歌詞は澪の気持ちなのかな」とmiwaさんの歌う主題歌「DAITAN!」に対する反応も。
また原島と結婚した澪の小説が映画化されることになり、撮影現場を訪れた澪のアテンドをする沙羅が「15時ちょうど、誤差なし」と言うなど“小ネタ”シーンにも「ボディガードネタをww」「BG頭よぎったわ」など、視聴者が反応を示していた。