【レシピ】キンパとタットリタン、スティーブン・ユァンら『ミナリ』キャスト思い出の料理 2ページ目

キンパに続いて、スティーブン・ユァンの思い出の料理「タットリタン」を作ってみましょう。「タットリタン」という料理は初めて聞く方も多いかと思います。韓国の家庭料理で、日本で言う肉じゃがのような煮込み料理。写真の通り、辛さはありますが、その奥に野菜の甘みが広がりとても温かみのある一品です。

タットリタンにかかった金額は、1,500円程度。おおよその調理時間は煮込み時間を入れて40～50分でした。

『ミナリ』（C）2020 A24 DISTRIBUTION, LLC All Rights Reserved.

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タットリタンの材料＆準備【4人前】

煮込むので野菜は大きめにカットします
にんじん　1本乱切り
ジャガイモ　2個（1つを4等分に）
玉ねぎ半分　8等分
椎茸　4つ　2等分
長ネギ　1本斜め切り
生姜　1かけ　にんにく2かけ：半分を2ミリ厚にスライス
ししとう　4つ（本当は青唐辛子）
えごまの葉っぱ　2枚千切り

醤油　大さじ4
コチュジャン　大さじ4
砂糖　大さじ4
唐辛子粉　大さじ4
塩　小さじ2
水　720ml

手羽元　8本
酒　大さじ2

【1】鶏肉の下準備

塩少々と酒大さじ2を入れて揉み込み、20分程待ちましょう
手羽元は常温に戻してから表面を拭いて血合や水分を拭き取ります。ボールに移し、塩少々（分量外）と酒大さじ2を入れ、よく揉み込み20分程おく。
※酒はくさみを消して肉を柔らかくしてくれます。

★ポイント
鶏肉は鶏胸肉でも代用できますが、骨付きのほうがダシが出るので作るときは骨付きをおすすめします。鶏胸肉を使うときは皮は取らないほうがコクが出ます！

【2】茹でこぼし

茹でこぼしをします
20分経ったら茹でこぼしをする。茹でこぼすことによって、余計な脂を落とします。
※茹でこぼしとは…水から鶏肉を茹でて沸騰させ、ざるにあける

【3】野菜が柔らかくなるまで煮込む

鍋にジャガイモとにんじん、生姜、ニンニクを入れ【2】の鶏肉を鍋に入れ、調味料を塩以外全てと水720ml入れて20分程煮込みます。火加減はほぼ強火ですが、ジャガイモが溶け出すと焦げやすいので15分経ったら中火～弱火にしましょう。

★ポイント
よく煮込むのため野菜が小さいと溶けてなくなってしまうので気持ち大きめにカットしましょう。

にんにくと生姜は使いやすいチューブでも大丈夫ですが、風味が減ってしまうことがあるので、できたらスライスするか、すりおろす。（ここだけの話、にんにく多めの方ががっつり味が出て美味しいです！）

韓国唐辛子粉がない！というご家庭も多いかと思いますが、一味唐辛子とはまた違うので唐辛子粉を使うことをおすすめします。