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本作は、台湾人が忘れてはならない負の歴史をストーリーに取り入れるという、大胆な発想で大ヒットとなったホラーゲームをもとに、迫害事件の謎解きと青春を奪われた若者たちの切ないドラマが交錯するダークミステリー。
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到着した映像は、ウェイ・ジョンティン(ツォン・ジンファ)や仲間の生徒たちが、学校の備品室に集まり、密かに発禁本を読む読書会を開いているシーン。歴史教師で3年愛組の担任・インは「タゴールはインドの偉大な詩人ではあるけど、植民地主義を批判した思想家」と、ノーベル文学賞にも輝いたラビンドラナート・タゴールの「迷い鳥たち」の朗読を始める。
本作の監督ジョン・スーは「ゲームでの中では全く同じ詩が、プレーヤーが見つけるぼやけたチャン先生の写真の上に書かれていました。これによって私はゲーム開発者がなぜこの詩を引用したのかを考えるアイデアが得られました」と「迷い鳥たち」が重要な意味を持つ書籍だと語る。
またこの平穏な時間は、ウェイ・ジョンティンの回想シーンだったことが示唆され、一転、光を失い、不気味な音が鳴り響いている。
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さらに映像と同時に、Youtubeで「返校 Detention」のゲーム実況を配信し、初回は172万回視聴された、花江夏樹とゲストにも登場した小野賢章が、本作へ寄せた応援コメントも到着。
花江さんは「息を飲む展開と映像美『ホラー』という一言では表せない濃密なストーリー原作をプレイしていると『おっ!』となる、忠実に再現されたシーンやアングルそして映画ならではの演出に終始引き込まれました」と絶賛し、小野さんも「ゲームをプレイした時に感じた、背筋が凍る感覚、そのままでした。そしてやっぱり面白い!それぞれの人物の想いや時代背景が複雑に絡みあった映画です」とコメント。
そして「観た後にもう一度ゲームをプレイしたくなる映画でした!」(花江さん)、「これを観た後、あなたは誰かにこの映画を勧めたくなるでしょう。そして、原作のゲームもプレイしたくなるでしょう…」(小野さん)と、2人とも同様の感想を述べている。
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『返校 言葉が消えた日』は7月30日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。