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【インタビュー】鈴木おさむが明かす「酒癖50」制作秘話「ドス黒く輝くものを作りたい」

ABEMA新作オリジナルドラマ「酒癖50」は小出恵介主演、全6話構成で酒によってあぶり出される人間の本当の弱さや醜さをリアルに描く。本作の脚本を担当したのは、これまでもABEMAとタッグを組み話題作を世に放ち続けている鈴木おさむ。直接、本作に込めた想いを聞いた。

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ABEMA新作オリジナルドラマ「酒癖50」
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“物語のうねり部分”を見せて物語に仕上げる


――全6話いうことですが、鈴木さんとして一番思い入れが強いのは第何話でしょうか。

全部思い入れは強いですね。第1話が方向性を示すという意味では手探りで作っていったので思い入れは強いです。第5・6話は、小出くんの人生と重なるところがあるからこそ、彼自身もすごい力を発揮してくれるんじゃないかと思いますし、見応えはあると思います。

今回、第1話~第4話まで毎話バッドエンドが続いて、第5・6話で主人公の過去などドラマの主軸となるような物語のうねり部分を見せて作品全体の物語に仕上げるという構成上も新しい実験を試みることができました。



――鈴木さんは飲酒を交えたコミュニケーション=“飲みニケーション”でないと成立しない関係性ってあると思いますか?

人が気を抜いてリラックスしている関係性だからこそ生まれるものはあると思います。ただ、それは相手もお酒が好きでそれを望んでいる場合には、ですね。酒の力を利用して口説こうとしたり、付け込んだりするのはいけないよねっていうのが今回の作品のテーマですね。ゴルフや麻雀、旅行なんかの趣味で、自分の素が出るものであれば、何も飲み二ケーションに限った話でもないかなと思います。

――最後に本作をどんな方に観て欲しいか、見どころと一緒に教えて下さい。

仕事していてちょっと悩んでいたりムカつくことって誰にでもあるじゃないですか。入り口は酒なんですけど、酒を外したところでも会社でよくある辛いことや理不尽なことをここまで露わに表現した作品ってあんまりないんじゃないのかなと思うんです。そこがリアルで、皆さんに観てもらえるとスカッとすると思います。
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《佳香(かこ)》

テレビっ子兼業ライター・ドラマと映画が心の潤い 佳香(かこ)

出版社勤務を経て、パラレルキャリアでライターに。映画・ドラマを中心に様々な媒体でエンタメ関連のコラムを執筆中。俳優さんの魅力にフォーカスするアクター評が得意。ビジネス媒体やフェムテック関連媒体でのインタビュー&執筆実績もあり。

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