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【インタビュー】黒木華&柄本佑、夫婦役共演を経て語る“結婚後”の変化と理想

『先生、私の隣に座っていただけませんか?』W主演で夫婦役を務めた黒木華&柄本佑も、「とにかく脚本が面白くて!」と、巧みな心理描写&あっと驚くストーリーに舌を巻いたとインタビューで伝えてくれた。

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黒木華&柄本佑『先生、私の隣に座っていただけませんか?』/photo:You Ishii
黒木華&柄本佑『先生、私の隣に座っていただけませんか?』/photo:You Ishii 全 30 枚
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結婚後は「自分が一番じゃない」「お互いを尊重していければ」


――「夫婦の数だけ、【事件】がある!」というキャッチコピーも踊りますが、ご結婚されている柄本さんは「そうそう」と同意するところはありますか?

柄本おそらく、あるんじゃないですか。いい事件も、悪い事件も。まず「結婚」自体がある種、事件ですから。それに、子供がいたら日々事件だらけですよね。

――先ほど、お子さんが生まれてから変わったというお話もされていらっしゃいました。

柄本思いましたね。僕が意外だったところなんですけど、結婚して子供もいると、明らかに自分が一番じゃなくなるんです。人との接し方が変わったのが明確になったのは、自分がどこかで一番じゃないと思っているから「人にどう思われてもいいや」と思うようになったからなんですよね。それまでは、かっこつけとか自意識がすごい高かったんです。「人見知り:6、自意識過剰:4」ぐらいで、よく思われたいと思って生きてきた部分があって。そういうのが今まったくなくなったので、まずはバーンと出す! みたいな。すごく楽になりました。

黒木それ、すごくいいですね。

柄本もちろん見栄とか、かっこよく思われたい、みたいな思いのベースはあるけど、その順位がすごい下のほうになったから、結構意外でした。自分の中でのいい出来事です。

――黒木さんも、もし今後、結婚などをされたら自分にとっては「いい事件!」となりそうですか?あくまでも想像のお答えで。

黒木もしも、誰かと一緒に歩んで行くとしたら、楽しいほうがいいと思っているので。いい事件が多いほうが、嬉しいですよね。「面白いよね」と言いながら生きていければいいな、というのが理想ではありますが、人と一緒に住んだことがないので未知です(笑)。育った環境が全然違う相手と一緒に住んだり、同じ姓を名乗ったりするんですもんね。

今は「結婚」という形だけでなく、籍を入れずにパートナーという形もありますし、自分がどういう選択を取るにせよ、お互いをちゃんと尊重していければいいなと思います。

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《text:赤山恭子/photo:You Ishii》

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