『ヴェノム』『スパイダーマン』シリーズに続く、ソニー・ピクチャーズが贈るマーベル最新作『モービウス』が、2022年に公開決定。『ヴェノム』『スパイダーマン』とのリンクを色濃く感じさせる、新たな本編シーンがふんだんに盛り込まれた最新予告映像が解禁された。
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徹底した役作りで知られるアカデミー賞俳優ジャレッド・レトが、マーベル・コミックでスパイダーマンの宿敵として描かれる“ヴィラン”モービウスを演じる本作。
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第1弾の予告映像が解禁されるや、“MURDERER”という文字と共に壁に描かれたスパイダーマンと、『スパイダーマン:ホームカミング』で敵・バルチャーを演じたマイケル・キートンが登場したことからマーベルファンの間で様々な憶測を呼んでいたが、この度、さらなる展開を予感させる新たな予告映像が世界一斉解禁。
予告映像には、『ヴェノム』『スパイダーマン』とのリンクを色濃く感じさせるシーンが複数登場。高層ビル群がそびえ建つニューヨークの街並みには、サム・ライミ監督の『スパイダーマン』に登場する巨大軍需企業オズコープ社とみられるタワービルが映りこみ、また治療後に姿を消していたモービウスが発見されたのもニューヨーク州ロングアイランド沖であることから、『スパイダーマン』の舞台であるニューヨークが本作にも登場することが分かる。
さらに『ヴェノム』の舞台であるサンフランシスコで起こった大惨事について言及される場面や、バルチャー(マイケル・キートン)がモービウスに対し、「先生、また会おう」と意味深に語りかけるシーンがあり、一瞬たりとも見逃せない映像やセリフが連続する予告編となっている。
そして最も注目すべきは、ラストでモービウスから発せられる「俺はヴェノムだ」という言葉。これは、スパイダーマンの宿敵であるヴェノムとモービウスが同じ世界線に存在することを意味しているのか。
天才的な頭脳を持つ医師ながら、治療の術がない血液の難病を患うマイケル・モービウス。自らの身体にコウモリの血清を投与するという、危険すぎる実験的な治療を施し、姿を消したモービウスは、2か月後、ロングアイランド沖に座礁したコンテナ船に突如現れる。病で痩せ細った姿から一変、顔には血色が戻り、隆起した筋肉が全身を覆っていた。さらに、超人的パワーとスピード、そして周囲の状況を瞬時に感知するバットレーダーや飛行能力を手にしたモービウスだが、同時に彼の中で、抑えきれない“血への渇望”が生まれていた。やがて彼の身体にさらなる変異が起こり......。
このユニバースに生まれ堕ちた彼は、果たして善なのか、悪なのか。今後の続報も見逃せない。
『モービウス』は2022年、全国にて公開。