日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」が12月12日の放送でフィナーレを迎えた。ラストで天海と椎名が選んだ“未来”に「アフターストーリーとか見てみたい」「その後の関係が気になります!」といった声が続々と寄せられている。
小松左京による不朽の名作「日本沈没」をベースに、主人公を含め登場人物をオリジナルキャラクターにするなど、2021年に合わせて大きくアレンジを加えて豪華キャストで描いてきた本作。

キャストは主人公で未来推進会議最年少メンバーの環境省官僚・天海啓示に小栗旬、経産省の常盤紘一に松山ケンイチ、週刊誌記者の椎名実梨に杏、地震学者の田所雄介に香川照之、世良徹に國村隼、内閣総理大臣・東山栄一に仲村トオル、副総理兼財務大臣の里城弦に石橋蓮司、厚労省の石塚平良にウエンツ瑛士、外務省の相原美鈴に中村アン、天海の元妻・香織に比嘉愛未、天海の母・佳恵に風吹ジュン、椎名の母・和子に宮崎美子、居酒屋店員・山田愛に与田祐希(乃木坂46)といった顔ぶれをはじめ、その他多数の俳優陣が共演した。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
東山総理が狙われ、かばった世良が亡くなる。全世界が大きな衝撃を受けるなか、国内の情勢が不安定と判断されて移民計画に影響することを恐れた日本政府は、早急に里城副総理を総理代行にする。しかし移民計画が進行していた矢先、新潟で感染症が発生し世界が日本の移民受け入れを停止してしまう…というのが最終回の展開。

椎名がまだ移民申請をしていないことを知った天海。「どうせおひとりさまですし」と話す椎名に「一緒に行かないか」と問いかける。すぐに「変なこと言ったな」と笑ってごまかすが、椎名は「そのお誘い、甘えさせていただいていいですか」と、天海の申し出を受け入れる…このシーンに「ほぼプロポーズやん 」「移民申請がプロポーズになってる(笑)」といった反応が。

その後、感染症は温暖化が原因と判明、治療法を見つけた日本は、ケガから回復した東山が世界に向け治療薬の製造法を公開することで、世界に移民の受け入れを要望。再び移民が始まり、天海たちも北海道に移動することになるのだが、自衛隊機に乗り込んだ瞬間“本州沈没”が始まる。天海たちが乗った航空機は崩れていく滑走路から飛び立とうとするが…緊迫感あふれる映像に「急に洋画みたいになってきた」「めっちゃ地割れ迫ってきてるwww」「これはやばいですよ!飛べるのか!」などの声がSNSに溢れる。
その後映し出される本州が続々と沈下していく映像にも「CGでも自分が住んでるところが沈むのはツライな…」といった投稿が次々とアップされていく。

天海たちがいた北海道も大きな打撃を受けたものの、北海道と青森、九州を残し日本沈没は停止する。天海は椎名とともに中国にわたりジャパンタウン建設に尽力することを決意。紘一は東山らと北海道に残る…というラストだった。
ともに中国に旅立つことになった天海と椎名に「結局天海と椎名の関係は恋愛には発展しなかった。」「天海と椎名もうちょっと距離が縮んで欲しかった。笑」「天海と椎名のアフターストーリーとか見てみたい」「天海と椎名のその後の関係が気になります!」などの感想も多数寄せられている。
