『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、“アベンジャーズの創設メンバー”であり、妻と子を愛する“普通の父親”の一面も持つホークアイ=クリント・バートンを主演にしたオリジナルドラマシリーズ「ホークアイ」。
本作で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初登場のケイト・ビショップを演じたヘイリー・スタインフェルドは、『スパイダーマン:スパイダーバース』や『バンブルビー』などの話題作に出演してきたが、本作に挑むにあたって、こうした過去作での経験を今回の“MCU初出演という大役”に落とし込んでいることが分かった。
ヘイリー・スタインフェルドは、コーエン兄弟監督『トゥルー・グリット』(10)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、『スウィート17モンスター』や『バンブルビー』などに出演、2015年に配信された楽曲 「Love Myself(ラブ マイセルフ)」はYouTubeで約3億回再生(2021年12月現在)されるなど歌手としての一面をもつ人気俳優。
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そんな多才な彼女が今回演じるケイト・ビショップは、幼い頃、『アベンジャーズ』でのロキによるN.Y.襲撃時にホークアイの矢に命を救われて以降、彼に憧れを抱き続けている、ちょっと自信家で正義感にあふれた女性だ。MCU初参加のヘイリーは、「過去に演じた役がケイトに馴染み深く感じる瞬間がありました。それでも、わからないこともたくさんあったから、本物のアベンジャーズメンバーに様々なことを直接教わったのは本当にありがたかった」と、これまで演じてきた役の性格や経験を本作へ結集させ、今回の役に臨んでいたことを明かした。
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ヘイリーは2018年に、長編アニメ『スパイダーマン:スパイダーバース』で、自分の力に自信がない主人公のスパイダーマン=マイルズの背中を押すグウェン・ステイシーの声を演じている。彼女は「ケイトとグウェンは、全く違う世界にいて違う性格ではあるけど、似たところもあります。強い意志や独自の視点を持っていて、何かをやり遂げようとする行動には一貫性があるのです。彼女たちは強い信念で行動しています」と、ケイトを演じるうえでも活かされたグウェンとの共通点を解説。さらに、「『バンブルビー』が本作の準備になったと感じるものはありました」と「トランスフォーマー」シリーズの超大作での経験も糧になったことを語っている。
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ヘイリーの過去出演作での経験を結集させて挑んだ本作。配信開始後のSNSでは「ヘイリーがケイトにハマリ役すぎる!」「ケイト超絶カッコいい!」など話題を呼んでおり、物語も佳境に差し掛かる中、ヘイリーが演じきった“アベンジャーズになりたい”ケイト・ビショップの活躍は目が離せない。
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「ホークアイ」は毎週水曜日17時よりディズニープラスにて独占配信中。
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