「ドクター・フー」のビリー・パイパーと、「キング・オブ・メディア(原題:SUCCESSION)」製作総指揮&脚本により、人生最大のピンチに直面した落ち目の俳優のイタすぎる毎日を過激な描写と共に描いたコメディドラマ「超サイテーなスージーの日常」が、「スターチャンネルEX」にて9月5日(月)より国内独占初配信。その予告映像が解禁となった。
仕事や家庭など、日常の中で女性が感じる不満や欲求を“手加減ナシ”で描き、批評サイト「Rotten Tomatoes」95%の高評価を獲得。早くもシーズン2の製作も決定している本作。
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女性の本音や真の欲求、固定観念に対する不満などを包み隠さず描いたエピソードの数々、そして幼少期の複雑な家庭環境や保護者のネグレクト(育児放棄)などが人の心に刻む影響について、ユーモアをまぶしつつ真正面から描く独特の表現スタイルが異彩を放ち、“ただのコメディではない深みを感じさせる作品”として英・Skyや米・HBO Maxで大ヒット。英国アカデミー賞(BAFTA)TV部門作品賞など3部門にノミネートされた。
初公開となる予告映像では、元売れっ子ティーン歌手であり、現在は俳優であるスージーのスマホがハッキングされ、ネット上に自分のヌード写真が拡散されてしまうというゾッとするような大ピンチのシーンから始まる。出演するコミコンでは「これは別人。写真ほど痩せてない」と茶化すが…。キャリアは落ち目となり、大学教授の夫と耳の不自由な一人息子と田舎暮らし、家庭を経済的に支える存在でもあるスージーは果たしてどうなってしまうのか…。
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イギリス芸能界の内幕や女性の不満や欲求を“手加減ナシ”でリアルに描き、過激描写が賛否両論を呼び起こした注目作が日本に上陸する。
イギリスの国民的スター、ビリー・パイパーと「キング・オブ・メディア」クリエイターが贈る辛辣なコメディ
主演のビリー・パイパーといえば、主人公スージーと同じく15歳でポップ歌手としてデビュー。1998年にリリースしたデビューシングルはUKチャート第1位の最年少記録を作った。その後俳優に転向し、英・最長寿SFドラマ「ドクター・フー」のヒロイン、ローズ役を演じたことで一躍人気に。舞台でも活躍し、イギリスに存在する舞台関連の賞レース6つ全てで主演女優賞を獲得した唯一の人物である。
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本作では自らの経歴とよく似たキャラクターを演じており、人生の全てを他人によって定義され、30代半ばになりようやく自分自身をどう定義するか考え始めるという主人公スージーの感情の変遷を見事に表す演技が評価され、本作でBAFTA主演女優賞にノミネート。
一方、共同クリエーターのルーシー・プレブルは、エミー賞作品賞や脚本賞をはじめ、多数の賞を受賞した「キング・オブ・メディア(原題:SUCCESSION)」を手掛けてきた。2人は過去にもTVシリーズや舞台などでタッグを組んだ親友同士。本作はそんな2人が、エンタメ業界で働く女性が感じるジレンマや、女性としてともに経験してきたことを盛り込んだ、これまでTVで見たことがないリアルなドラマだ。
ジョージ・クルーニーやジョディ・カマーも絶賛!「Fleabagフリーバッグ」と共通する魅力も
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「Fleabagフリーバッグ」と共通する魅力を指摘するレビューも多く、Vogue誌は両作品について「どちらも驚くほど面白くて非常にダーク。時に見苦しくもある女性の欲望の深さを見抜いており、目の前の好感度よりも正直さを優先している」と指摘。「Fleabagフリーバッグ」のクリエーター兼主演のフィービー・ウォーラー=ブリッジは本作の大ファンと公言しており、エンタメ業界を風刺している点が多いせいかジョージ・クルーニーやジョディ・カマーなどセレブのファンも多い。
“悲しみの5段階”をモチーフに主人公が人生最大の困難を受容していく過程を8段階で描く
ドラマでは、精神科医のエリザベス・キューブラー=ロスが提唱した死や喪失などの悲しみを受け入れるまでの5段階のプロセス(“悲しみの5段階”)を、「衝撃」「否定」「恐怖」「羞恥」「取引」「罪悪感」「怒り」「受容」という全8話にアレンジし、スージーのトラウマを掘り起こしていく。第1話ではスージーの顔面のアップを多用して心の動揺を描き、第3話はヒッチコックを思わせるホラーのような演出をするなど、それぞれの回が違うトーンで撮られている秀逸な演出も見どころとなっている。
【配信】 スターチャンネルEX
<字幕版・吹替版>9月5日(月)より配信開始 毎週月曜1話ずつ更新
【放送】BS10スターチャンネル
<STAR1字幕版>10月11日(火)より毎週火曜23時ほか
★10月8日(土)13:00字幕版 第1話 先行無料放送★
<STAR3吹替版>10月13日(木)より毎週木曜22時ほか