2021年公開の韓国映画で第2位となった注目のヒット作『奈落のマイホーム』より、キャラクター紹介映像が到着した。
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ソウルの中心で起こった地盤沈下によって突如現れた巨大陥没穴《シンクホール》にマイホームごと落下してしまった人々の、あり得なそうで、あり得る決死のサバイバル劇を、時にシリアスに時にコミカルに描いた本作。『ザ・タワー 超高層ビル大火災』、『第7鉱区』を手掛けた韓国ディザスターの名手、キム・ジフンが監督を務め、『テロ、ライブ』、『バトル・オーシャン/海上決戦』などを手掛けたVFXチームが圧倒的破壊力ある映像を作り上げた。
物語の肝となるのは、性格もバラバラで地上ではぜったいに相容れないであろう登場人物たちが力をあわせて脱出に挑む様子。彼らが危機に陥ったときに発揮される性格のギャップも魅力的に描かれ、応援せずにはいられない愛すべきキャラクターたちばかり。そんな個性的なメインキャラクターを紹介する特別映像が解禁された。
個性溢れるキャラクターの1人目は、3つの職を掛け持ちするクセ強迷惑隣人のマンス(チャ・スンウォン)。ジムトレーナー、カメラマン、代行運転3つの職業を掛け持ちし、様々な場面で隣人のドンウォンの前に姿を現し驚かせる。地上では変人だが、地下ではなんでも器用にこなす彼の長所が発揮され、やがて住民たちのリーダーとなっていく。
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2人目は、11年越しのマイホームが沈んでしまう、しがないサラリーマンのドンウォン(キム・ソンギュン)。1億円のローンを組んで購入した憧れのマイホームが入居2週間で奈落の底に落ち、一文無しに…。「俺は悔しくて死ねない」と不幸をバネにして文字通り這い上がろうと決意する。
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3人目はサバイバルスキルなしのこじらせ部下、キム代理(イ・グァンス)。上司のドンウォンの新居祝いに訪れたところ不運にもシンクホールに巻き込まれてしまう、とにかく運のない男。何かにつけて文句を言い放ち皆をイライラさせるが、深刻な状況で笑わせてくれる癒し系な一面も持っている。
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そして最後の人物は、キム代理と同様にドンウォンの下で働く地味系インターンのウンジュ(キム・ヘジュン)。普段は目立たない存在だったが、意外すぎるサバイバルスキルを持っており地下500mでまさかの大覚醒を果たすことに!
この4人のほかにも、会った人に必ず「こんにちは」と挨拶をするドンウォンの幼い息子や、隠れて喫煙をする不良少年、認知症を患う老人など、多様なキャラクターたちがパニックの中で織り成す予想外に骨太な人間ドラマに圧倒されること間違いなし。
ドタバタのサバイバルを楽しみたい人はもちろん、最後にはホロリと泣かせる感動的な物語を味わいたいという人にもおすすめできる人間讃歌な一作となっている。
『奈落のマイホーム』は11月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。