仲野太賀が主演する「ジャパニーズスタイル」の6話が12月3日オンエア。ベンガルに変更されたナレーションに視聴者からは「社長はベンガルか」「そのうちドラマにも出てくるのかな」といった反応が上がっている。
仲野さんが主演を務め、金子茂樹(脚本)と深川栄洋(監督)という組み合わせで、温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台に、もほぼ本番一発の長回しでお届けするテレビ朝日初本格シットコムとなる本作。
父親に反発して温泉旅館「虹の屋」を継ぐことを拒否、家出同然で上京し最近までキャバクラの送迎ドライバーをしていたが、父親が入院したと聞いて10年ぶりに実家に帰ってきた柿丘哲郎役で仲野さんが主演。
流しのフラメンコダンサー、寺門・ルーシー・数子には市川実日子。極度の潔癖症で人が作った食事には一切手を付けず、温泉旅館の支配人にもかかわらず露天風呂にも入らない影島駿作に要潤。「虹の屋」仲居頭で女将代理をしている浅月桃代に檀れい。
ご当地アイドルにハマり多額の借金をしている古くからの従業員・梅越一二四に柄本明。3年前までフィリピンのマニラでお抱え料理人をしていた浮野奏太にKAZMA。桃代の息子・浅月凛吾郎に石崎ひゅーいといったキャストが共演する。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
前回登場した哲郎の母で「虹の屋」女将の柿丘廻瑠(キムラ緑子)が亡くなり、哲郎は旅館の専務となる。退院した哲郎の父親である社長は、闇金業の澤田弥勒(松川尚瑠輝)とゴルフ三昧の日々を送っていた。
そんな時「虹の屋」の記念すべき1万人目の客を迎え入れるべく、凛吾郎と梅越らはリハーサルを行うも、ルーシーと奏太はあいかわらずオセロに興じていた。一方「虹の屋」の乗っ取りを計画していた桃代と駿作は険悪な仲になっていた。2人の間にいったい何があったのか?
そして1万人目の客がやってくる。が、クラッカーを鳴らすとカバンで身を隠し、記念の特典を拒否し部屋に向かうその客を見て、虹の屋従業員たちはただならぬものを感じる。駿作は彼を“自殺志願者”だと推測。するとルーシーや梅越らも「やっぱり」と同意する。しかし桃代は彼が“刑事”だと考える。エレベーターを降りてきた客が地獄谷への道を尋ねたことで、さらに疑惑が深まる。哲郎が確かめに行くと、なんと彼は“自殺志願者”の“刑事”だった…というのが今回のおはなし。
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今回視聴者が注目したのはナレーターが俳優のベンガルに代わっていたこと。「ナレーション、ベンガルさんに変わったんだね!」「ナレーション、ベンガルさん!ということは、、、???」「やっぱりベンガルさんだった!!……という事はそのうちドラマにも出てくるのかな」「ナレーションがキムラ緑子さんからベンガルに変わってたから社長はベンガルか」など、ベンガルさんが今後出演するのではないかという反応や、役柄を推測するコメントまで、数多くの声がSNSに投稿されている。
【第7話あらすじ】
「虹の屋」で《ウィークエンドショー》と題した館内イベントが行われている。演目はルーシー・のフラメンコと仮面をつけたマジシャン・ミスターパーフェクトによる手品だったが、なぜかミスターパーフェクトこと高木大助(古舘寛治)は出番を前に帰宅してしまったようで、哲郎は、楽屋で陰湿な嫌がらせをしたのかとルーシーを責めるが…。
「ジャパニーズスタイル」は毎週土曜23:30~テレビ朝日系で放送中。