木村拓哉主演のこの春スタートの月9ドラマ「風間公親-教場0-」に、市原隼人が第1話のゲストとして登場することが分かった。俳優キャリア20年以上にして、月9は初出演となる。
木村さん演じる風間が、教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く本作。
市原さんが演じるのは、機械部品製造工場の社長・益野紳祐。妻を交通事故で亡くし、小学生の娘と2人で暮らす益野には、ある心配事が。それは、母親の死後、娘が言葉を話せなくなり、喉の調子が悪く、度々苦しそうにすること。
交通事故は、妻と娘が横断歩道を渡っているところに、一時停止を無視した車にひき逃げされたのが原因。犯人は捕まっておらず、益野はそれを恨んでいる。また、益野にはひき逃げの犯人に心当たりがあるようで…。
主演の木村さんとの共演は、『無限の住人』以来、ドラマでは初共演となる市原さん。「今作品の中であふれ出る感情を抑えきれずに涙が止まらなく、NGを出してしまうことがありました。愛してやまない娘がそばにいるのに、孤独を感じてしまう過去を背負った男の拭いきれない悔しさを感じながら現場に立つことは、言葉に表せないほどに苦しかったです」とふり返る。
また、同じく第1話ゲストとして内田理央も登場。演じるのは、謎の女性・日中弓。ある夜、ホストクラブオーナー・芦沢健太郎(久保田悠来)とタクシーに乗り込み、移動中に「俺の旅の記録だ」とタブレット画面を見せられ、弓は血相を変える。
そんな中、「急に飛び出してきた猫をひいてしまったかもしれない」とタクシーが急停止。タクシー運転手が確認して車内に戻ってくると、弓は寝てしまっている芹沢を指定した場所まで送り届けるよう指示して、車から降りていく。そして、指示された場所で芦沢を下ろそうとしたとき、タクシー運転手は芦沢の胸にナイフが刺さって死んでいることに気づく…。
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内田さんは「撮影現場は、やはり張り詰めるような緊張感がありましたが、木村さんを筆頭に携わっている全ての方がひとつひとつのせりふやシーンを大切に、魂を込めている『教場』の現場を感じることができて、俳優として素晴らしい経験をさせて頂きました」と語る。弓は「第1話のストーリーが始まってすぐに出てくる」というが、「多くは語れないので、是非見ていただけるとうれしいです」と呼びかけている。
「風間公親-教場0-」は4月10日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送(※初回30分拡大)。