『ヴァージン・スーサイズ』『ロスト・イン・トランスレーション』などのソフィア・コッポラ監督が、アートブック「Sofia Coppola Archive: 1999-2023(原題)」をリリースする。
ソフィアはインスタグラムで「作品の箱を整理して、本を制作しています。『Mack Books』から9月に発売です」、出版社の「Mack Books」は「私たちの会社がソフィア・コッポラ初の著書を発売するのを楽しみにしています。この本では、映画業界におけるソフィアの非凡で影響力の高いキャリアについて、すべてを網羅しています」と発表した。
1999年の『ヴァージン・スーサイズ』から、長編監督としてのキャリアをスタートさせたソフィア。「VOGUE」誌に語ったところによると、どの作品に対しても、撮影が終わるたびに思い出の品々――脚本の下書き、雑誌の切り抜き、衣装合わせの際のポラロイド写真などを入れた「箱」があるのだという。
今回のアートブックには、その箱からソフィアの作品の舞台裏を知ることができる未公開のものが多数掲載される。「気づいたんです。もし、私がある特定の映画監督に興味を持ったら、きっと(その監督の作品の)舞台裏を全部知りたいと思うんじゃないかなと」。
「Sofia Coppola Archive: 1999-2023」は全488ページで価格は65ドル。9月に限定発売される。