天海祐希主演「合理的にあり得ない」9話が6月12日オンエア。涼子のもとに送られてきた動画、そこに映っている男の正体に「考えれば考えるほど貴山さん」といった声が上がると同時に、謎の数字“3776”には「高い山=貴山ってことか?」などの声が上がっている。
「孤狼の血」で知られる柚月裕子の「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」を映像化、頭脳明晰&変装の達人という女探偵・上水流涼子が、IQ140の相棒・貴山伸彦とタッグを組み、様々な依頼を超大胆な方法で解決。あり得ない敵をあり得ない手段で葬っていくという痛快エンターテインメントが展開してきた本作。
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凄腕の弁護士だったが記憶にない傷害事件を起こし弁護士資格を剥奪され、「探偵事務所 上水流エージェンシー」を立ち上げ探偵業に転身した上水流涼子に天海祐希。IQ140で多くの分野に精通、一見完璧にも見えるが女性が苦手という弱点を持つ相棒・貴山伸彦に松下洸平。
涼子の傷害事件の捜査を担当し、涼子の無実を信じ味方となったため相談センターに異動させられた元刑事・丹波勝利に丸山智己。貴山の協力者で歌舞伎町の若者グループでリーダーを務める有田浩次に中川大輔。顧問弁護士だった涼子をクビにした因縁の相手・諫間慶介に仲村トオル。諫間の娘で名門女子大に通うが、父への反抗心から上水流エージェンシーで働く諫間久実に白石聖といった面々が出演。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
今回、涼子は10歳の息子の親権を取り戻したいという澤本香奈江(入山法子)の依頼を受ける。息子の直人は5年前に離婚した元夫で整形外科医の安生健吾(高橋光臣)と暮らしており、香奈江には離婚前から女性の影があったといい、調べ始めた涼子たちは健吾の直人に対する態度に教育虐待では、と憤りを感じる。しかし調査を進めると香奈江がホストの男と親しくしていることが判明する…というストーリーが展開。
案件は解決するのだが、貴山(松下洸平)の前にかつての仲間・氷川(阿部亮平)が現れる。彼を拒絶する貴山に対し氷川は「お前のやった過去は一生消せない」と告げる。そして涼子のスマホには動画が送信されてくる。そこには白衣の男から“3776という数字を聞くと、抑えられない怒りの感情が沸きあがってくる”と催眠術をかけられる涼子の姿が…。
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視聴者からは「催眠かけてる人ってもしかして松下さんかな?」「きっと貴山があの白衣着てた人なんやろな」「考えれば考えるほど貴山さん説しか浮かばない…」といった声が続出。
一方、涼子の怒りを暴走させる数字“3776”には「3776…富士山しか出てこない」「富士山(3776)は高い山=貴山ってことか?」「催眠術の3776=富士山=高い山=貴山?」といった反応が上がっている。
【第10話あらすじ】
差出人不明の動画がきっかけで、涼子の脳裏に椎名(野間口徹)を殴ったあの日の記憶が鮮明によみがえる。真実にたどり着くため、涼子はある人物の元を訪ねる。一方、貴山の前には再び氷川が姿を現し、「俺の仕事を手伝え」と交換条件をつけて脅しをかけてくる。そしてついに8か月前の知らなかった事実が明らかに…。
「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。