青春アニメーション映画『ルックバック』が、「アヌシー国際アニメーション映画祭 2024」で正式上映されることが決定した。
毎年6月に開催される、世界最大規模のアニメーション映画祭である「アヌシー国際アニメーション映画祭」。中でも本作は、本年度からの新設部門である「アヌシー・プレゼンツ部門」で上映されることに。
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同部門は、世界のアニメーション作品の多様性と豊かさを紹介し、世界の意欲的なアニメーションをあらゆる観客と共有するという目的のもと創設された非コンペ部門。日本からはほかにも、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』や『サンドランド』などが上映予定だ。
また上映決定を記念して、初めて藤野と京本が出会うシーン、2人が応募した漫画作品の受賞結果を確かめる様子、街を楽しんでいる場面、ドアの隙間に入っていく四コマ漫画と、新場面写真も公開された。
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「チェンソーマン」の藤本タツキが描く本作は、ひたむきに漫画を作り続ける藤野と京本の姿を瑞々しく描きながらも、やがて起きる2人の運命を分ける出来事を強烈なリアル感を持った筆致で描き出し、多くの漫画ファンの注目を集めた。
今回の劇場アニメーション化にあたり、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『借りぐらしのアリエッティ』などに携わってきた押山清高が監督・脚本・キャラクターデザインを務めている。
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『ルックバック』は6月28日(金)より全国にて公開。