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岡田准一出演、スタジオジブリ『ゲド戦記』金ローにて3月7日放送

スタジオジブリが贈る壮大なファンタジー作品『ゲド戦記』が、3月7日(金)に金曜ロードショー枠で放送されることが決定した。

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『ゲド戦記』© 2006 Ursula K. Le Guin/Keiko Niwa/Studio Ghibli, NDHDMT
『ゲド戦記』© 2006 Ursula K. Le Guin/Keiko Niwa/Studio Ghibli, NDHDMT 全 8 枚
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スタジオジブリが贈る壮大なファンタジー作品『ゲド戦記』が、3月7日(金)に金曜ロードショー枠で放送されることが決定した。

本作は、2006年公開の宮崎吾朗監督デビュー作。原作は、「指輪物語」「ナルニア国物語」と並び世界三大ファンタジー小説と呼ばれる作品だ。

舞台は、多島海世界<アースシー>。西海域の果てに棲む竜が突如、人間の世界に現れ、各地では作物が枯れ、家畜が死んでいく。災いの原因を探る大魔法使いハイタカ(ゲド)は旅の途中で、国王を刺し国を捨てたエンラッドの王子アレンと出会い、共に旅を続けるうち、災いの背後には、永遠の命を手に入れようと企む魔法使いクモがいることに気づく…というあらすじ。

岡田准一、手嶌葵、田中裕子、香川照之、風吹ジュン、内藤剛志、倍賞美津子、夏川結衣、小林薫、菅原文太ら豪華俳優陣が声を担当している。

見どころは、アレンの旅。ハイタカとの旅を通して成長していく過程に注目だ。なぜ、国王を刺してしまったのか分からないまま、国を捨てるアレン。ハイタカと共に生活をし、言葉を交わすことで、落ち着きを取り戻していく。さらに、心を閉ざした少女テルーとの出会いを通して、アレンは闇を恐れることなく、心に光を取り戻していく。

また今回、放送を前に制作秘話も明らかになった。

■農作業で元気を取り戻すシーンは実体験?

絶望の淵にいたアレンは、ハイタカの昔なじみのもとで農作業をすることに。王子として育てられていたため、苦労もするが、作業を通して徐々に元気を取り戻していく。

このシーンは、宮崎監督が三鷹の森ジブリ美術館の館長をしていたころ、スタッフと接する中で、「太陽の下で労働をすれば、みんな悩みが無くなる」というのを実感したことから、取り入れたシーンだそう。

■楽曲「テルーの唄」

心を失いかけたアレンと、心を閉ざしたテルーとの出会いで、物語はさらに動いていく。

劇中で流れる「テルーの唄」の歌詞は、萩原朔太郎の詩「こころ」に着想を得て作詞。出てくる登場人物はみんな孤独であり、そんなこの映画の気分が、「こころ」に書かれていたからだそう。

歌詞には「いろんな人に何かを分けたり、もらったりしていくことが、生きていくことだ」という監督の思いが込められている。そして楽曲は、テルーのキャラクター像を浮かび上がらせ、アレンや物語全体に大きな影響を及ぼす。

金曜ロードショー『ゲド戦記』は3月7日(金)21時~日本テレビ系にて放送。


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《シネマカフェ編集部》

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