ロバート・エガース監督最新作『ノスフェラトゥ』の日本版予告映像とポスターが解禁された。
第97回アカデミー賞で撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門にノミネートされた本作。1922年に作られたF・W・ムルナウ監督のサイレント映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』に独自の視点を入れ創り上げた渾身の新作だ。

この度、日本版予告が解禁。映像は毎晩夢に現れる正体不明の“彼”の幻覚に襲われる主人公・エレン(リリー=ローズ・デップ)の悲鳴から始まる。そして、エレンの夫・トーマス(ニコラス・ホルト)や、医師のフォン・フランツ(ウィレム・デフォー)らが彼女を救おうと闇に立ち向かう姿が描き出される。
次第に街にも“彼”の影が忍び寄り、様々な災いが起こり始める。やがて死を感じるほどの恐怖を募らせたエレンは、彼女自身では制御できない力に取り憑かれていく…。
映像の最後で、“彼”と対峙したエレンの「準備はできてるわ」という一言は、一体何を意味するのか。度々映し出される指先や後ろ姿から“彼”のにじり寄ってくる様子が恐怖を誘う映像となっている。ロバート・エガース監督が思わず涙したというほど役に憑依したリリー=ローズ・デップの怪演にも注目だ。
併せて解禁されたメインビジュアルでは、「彼が来る―」というコピーと共に、月明かりの下でカーテン越しにエレンが“彼”に引き寄せられる姿が捉えらており、正体の見えない恐怖が迫ってくる1枚となっている。

さらに、3月21日(金)からはムビチケオンラインの販売も開始。ムビチケ(オンライン)購入特典として、暗闇の中に佇むオルロック伯爵(ビル・スカルスガルド)の姿を捉えた待ち受け画像をがダウンロードできる。
『ノスフェラトゥ』は5月16日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。