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「心のモヤモヤが晴れていく」「言葉が沁みる」ファーストサマーウイカ“茶屋坂”に寄り添う松本潤“徳重”の診察に共感の声上がる…「19番目のカルテ」5話

松本潤が主人公の総合診療医を演じる「19番目のカルテ」の5話が8月17日に放送。茶屋坂の心に寄り添い葛藤を引き出す徳重の診察に「心のモヤモヤが晴れていく」や「言葉が沁みる」などの声が上がっている。

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「19番目のカルテ」5話 ©TBS
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松本潤が主人公の総合診療医を演じる「19番目のカルテ」の5話が8月17日に放送。茶屋坂の心に寄り添い葛藤を引き出す徳重の診察に「心のモヤモヤが晴れていく」や「言葉が沁みる」などの声が上がっている。

同名漫画が原作の本作は、未だ世間に浸透していない総合診療医の活躍を描いた物語。主人公で総合診療医の徳重晃を松本潤、整形外科から総合診療科に移った医師・滝野みずきを小芝風花、徳重の師匠・赤池を田中泯、整形外科科長の成海辰也を津田寛治、院長の北野栄吉を生瀬勝久、小児科医の有松しおりを木村佳乃、外科部長の東郷陸郎を池田成志、外科部長の父を持つ外科医の東郷康二郎を新田真剣佑、麻酔科医の大須哲雄を岡崎体育、滝野と同期の鹿山を清水尋也、心臓血管外科の茶屋坂心をファーストサマーウイカが演じている。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

心臓血管外科の茶屋坂心(ファーストサマーウイカ)は、卓越したオペ技術と華麗な経歴を持つ魚虎総合病院の看板医師。しかし、その素顔はベールに包まれており、プライベートについては誰も何も知らないミステリアスな人物だ。

そんな彼女の最近の関心ごとは、病院内の雰囲気の変化。そして茶屋坂は、その「変化」の中心にいる徳重(松本潤)が救急出身だと知ったことから、まるで獲物を狩るかのように興味と追求を向けていく。

患者さんを最後まで診たいという思いがあり、そのタイミングで赤池(田中泯)と出会ったことから、総合診療への道を進んだ徳重。茶屋坂は、目の前の病気を診る自分の医療を否定されているように感じる人もいるのではないかと問う。そんな茶屋坂に対し、徳重はどちらの立場の医師も大切だと思っていると告げる。

そんな中、茶屋坂の母・愛(朝加真由美)が、重篤な状態で魚虎総合病院に救急搬送される。本来は避けられるべきであるものの、茶屋坂は自分が執刀すると主張。手術中、お茶の家元である母の言葉を思い出しながら、手術に臨む。しかし、それを機に茶屋坂の心身に異変が起きて――というのが5話の展開。

母の手術を無事に終えたものの、茶屋坂は自分の震える手を見て笑い出す。その後、茶屋坂が目を覚ました母に話しかけると、母は「娘を呼んで」と言うのだった。自分を娘と認識できない母の姿を見た茶屋坂は、外科部長の東郷(池田成志)から右半身に麻痺が残っており、当面の自立生活が困難であると告げられる。茶屋坂は、母を施設に入れることを即決。しかし、指導中に母の言葉が脳裏に蘇り、手術道具を落としてしまう。

茶屋坂の受けたダメージの大きさを心配する院長の北野(生瀬勝久)は、徳重に彼女の診察を依頼する。小手先のテクニックは通用しないと言う茶屋坂に、徳重は全ての手札をオープンにすると宣言。そして、総合診療医の診断方法について説明し、それに準えながら彼女の状態を説明していく。医師としての自分、娘としての自分、どちらかの自分を選択しなくてはならない状況に置かれているも、自分を冷静に見られていない状態にあるのかもしれないと言われ、考え始める茶屋坂。彼女の負担を考えた徳重は、診察の延期を申し出るが、茶屋坂は突然「母親だから、切れない。見捨てるなんてダメでしょう。そんなことしたら怒られる」と言い始める。

倫理で自分を縛っている茶屋坂の姿を見た徳重は、「向き合うことができない何かがあると思った」「その何かがなんなのかはわかっているはず」と言い、話を聞き始める。母に「どうしてあなたはこうなの」「あなたのためなのよ」と言われて育ってきた茶屋坂。テストで100点を取れなかったからと大切なものを燃やされるなど、息苦しい子供時代を送っていた。「親子だから、血がつながっているから通じ合える。それは幻想かもしれません。家族だとしても、共に生きていくのが正しいとは限らない」と言う徳重に、「でも、ママは大変なの。ママは一人で可哀想なの。あたしが良い子じゃないから悪いの。あたしが、ひどい子だから」と言う茶屋坂。そんな彼女に徳重は、「確かに、お母様は、お母様の大変さがあったのかもしれませんね。でもそれは、彼女の事情です。あなたはそれを全て背負いこむ必要はありません。それに誰かのためにここまで心を痛めるあなたは、とても優しい人です」「一度離れてみることで、見えてくるものがあります。もしもまた近づきたいと思ったら、近づくこともできるはずです」と言うのだった。

そんな徳重の寄り添う姿に、SNSでは「心の奥に触れてくる感じがあってじわじわ泣ける。松本潤さん演じる徳重先生、声も表情も優しくて、問診でこんなに人が救われるんだって思わせてくれる…本当に尊い」や「19番目のカルテ観るたびに“話をちゃんと聞く”ってすごく大事なんだなって思う。松本潤さんの徳重先生、声も間も表情も全部が絶妙で、観てるだけで癒されるし心のモヤモヤが晴れてく感じ」、「茶屋坂先生の気持ちがわかるから苦しい…。徳重先生の言葉が沁みる…。ボロ泣きしてる」などの声が。

その後、茶屋坂は、母親に一緒に暮らせないと告げる。そんな彼女に母親は、「ありがとう。心臓助けてくれて」と言って手を握るのだった。茶屋坂は、徳重に「人の心はどこにあると思う?」と質問。すると徳重は、「ないと思います」「医学的に心という臓器はありません」と答える。そして、「それでも人は響き合う。好きな人を見たとき、胸は高鳴り、誰かに傷つけられたとき、瞳は潤む。あなたと私、その間に心は生まれると僕は思っています」と言うのだった。徳重の言葉に「素敵な言葉だ!」や「徳重先生の言葉の一つひとつがグッとくる。知らず知らずに疲弊して、凝り固まった何かが、ほわっと解れるようなオアシス的ドラマ」、「その質問に答える徳重先生の言葉がとても印象的でした。澱み囚われていたものが解放されて“心”がより軽やかに動きだした茶屋坂心さんの晴れやかさにもホッとする素敵な5話」などの声が上がっている。

【第6話あらすじ】

内科から相談を受け、在宅ケアを望む患者の訪問診療を受け持つことになった総合診療科。徳重(松本潤)は、滝野(小芝風花)に担当を任せることを決める。滝野にとっては初めてのターミナルケア(終末期医療)だ。

患者は、肺がんステージ4と診断された半田辰(石橋蓮司)。静かに人生の終わりを受け入れている辰は、滝野に「かっこよく死にたい」と自らの希望を伝える。一方で辰と同居している次男の龍二(今野浩喜)と、離れて暮らす長男の龍一郎(近藤公園)の、それぞれの複雑な想いを知る滝野。患者本人の願いと、その家族たちの葛藤を前に、滝野は医師として自分に何ができるのかと思い悩む。

その頃、魚虎総合病院の院長室に一人の訪問者が。それは徳重に内緒で島からやってきた赤池(田中泯)で――。

「19番目のカルテ」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。


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《シネマカフェ編集部》

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