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「己を高く見積り過ぎ」…横浜流星“蔦重”と松平定信に視聴者から指摘、「べらぼう」37話

蔦屋重三郎の人生を描く大河「べらぼう」。その37話が9月28日に放送され、蔦重、そして松平定信、それぞれの想いに視聴者からは「責任感が空回りしている」「己を高く見積り過ぎ」などの指摘が送られている。

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「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第37回(c)NHK
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第37回(c)NHK 全 14 枚
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蔦屋重三郎の人生を描く大河「べらぼう」。その37話が9月28日に放送され、蔦重、そして松平定信、それぞれの想いに視聴者からは「責任感が空回りしている」「己を高く見積り過ぎ」などの指摘が送られている。

日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築いた“江戸のメディア王”蔦屋重三郎を横浜流星が演じる本作。共演には蔦重の妻・ていに橋本愛。きよと結ばれた喜多川歌麿に染谷将太。蔦重と多くの本を送り出してきた北尾政演<山東京伝>に古川雄大。人気絵師の北尾重政に橋本淳。歌麿の妻となったきよに藤間爽子。

江戸の“地本問屋”たちのリーダー的存在、鶴屋喜右衛門に風間俊介。駿河屋の主で蔦重の育ての親、駿河屋市右衛門に高橋克実。女郎屋から芸奴の見番となったりつに安達祐実。徳川御三家の紀州藩第九代藩主・徳川治貞に高橋英樹。質素倹約を推し進める松平定信に井上祐貴。定信と対立し出す一橋治済に生田斗真といったキャスト。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

恋川春町(岡山天音)が自ら死を選んだことに、蔦重は大きな衝撃を受け、春町の死を無駄にしないためにも“ふんどし(定信)に抗わなければ”と考える蔦重だが、武家の作家たちがお咎めを恐れ筆を置くなか町方の作家を頼りにする蔦重だが、政演もお咎めを受けたことで政道をからかう作品はやらないと言い出す。

規制強化で市民生活が苦しくなるなか、半ば力づくで政演に黄表紙を書かせようとする蔦重に、ていは「旦那様はしょせん市井の一本屋に過ぎません。立場の弱い方を救いたい、世を良くしたい。その志は分かりますが、少々己を高く見積もり過ぎでは」と指摘する…。

一方、改革を進めていく定信は治貞から「悪をなくせると思わぬほうがよい」と言われる。“善悪を己の物差しだけで計るのは危うい”と話す治貞に、定信は「世は思うがままに動かぬもの、そう諫言した者の腹を切らせてしまった」と春町を死に追いやったことを悔いたうえで、春町に報いるためにも「わが信ずるところを成しえばなりませぬ」と、改革への決意を口にする…。

視聴者からは蔦重と定信、それぞれの想いに「蔦重も松平定信も責任感が空回りしている」「定信くんも蔦重と同じく、己を高く見積り過ぎ」「あぁ…春町先生の死で、定信は自分の信念を貫く決意をしてしまった」などといった声が上がる。

そんな折、政演のもとに大和田と名乗る本屋から依頼が舞い込む。そして生まれた「心学早染艸」は倹約、正直、勤勉などを柱とした庶民向けの教えである心学を“エンタメ化”したもので、“善玉”“悪玉”という言葉はこの作品から生まれたと言われており、SNSでは「善玉悪玉ってここからなんだ!山東京伝のセンスすっご!!」「この善玉悪玉を最初に描いたのすごいよなぁ。山東京伝すごい」「北尾政演、すげえ人じゃねえか!と、ようやくちゃんと理解した」といった反応も多数寄せられている。

【第38話あらすじ】
蔦重は鶴屋の計らいで口論となった政演と再び会う。一方、定信は学問や思想に厳しい目を向け出版統制を行う。

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」はNHK総合で毎週日曜20時~(再放送は翌週土曜13時5分~)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。


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《笠緒》

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