『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の特報映像とティザービジュアルが完成した。
えんとつ町が星空に包まれた奇跡の夜から1年後。大切な親友プペルを失ってしまった少年・ルビッチは再会を信じ続けていたが、前に進むために諦めてしまった。そんなルビッチが迷い込んだのは、時を支配する謎の異世界「千年砦」。時を刻まなくなった時計は処分されるこの世界に、壊れてないのに、11時59分で止まっている不思議な時計台があった。元の世界に戻るため、ルビッチに課せられた使命は、「この止まってしまった時計台を動かすこと」だった。ルビッチは100年間約束を信じて待ち続けるある男と出会い、もう一度信じる勇気を取り戻す…。
本作は、国内動員196万人記録したオリジナルアニメーション『映画 えんとつ町のプペル』の最新作。
原作累計発行部数は75万部を突破し、ミュージカル・歌舞伎・バレエへなど、多岐に広がり続ける。最新作は、前作同様、製作総指揮・原作・脚本を西野亮廣、監督を廣田裕介、アニメーション制作をSTUDIO4°Cが担当。
先日行われた会見では、主人公・ルビッチ役の声優が発表され、過酷なオーディションの中、満場一致で主人公の座を勝ち取った永瀬ゆずなが登場した。
加えて今回、窪田正孝がプペル役を続投することが決定。窪田は「やっていく中で、新しいルビッチとプペルのキャラクターがどんどん明確化してきて、二人の絆が深まるように、奥行きがどんどん深くなっていきました」と収録をふり返り、永瀬は「今回が声優初挑戦なので緊張していたのですが、窪田さんが、お芝居をする上での気持ちの流れを事前にすり合わせてくださったので、楽しく収録ができました」と話し、互いに助け合いながら収録に挑んだ。

前作で離れ離れになってしまったルビッチとプペルが、もう一度会うまでの物語が描かれる今作。「大好きなプペルにもう一度会うために、怖いことも乗り越えて頑張るルビッチの姿を見て、たくさんの人に元気になってほしいです」(永瀬)、「“信じて待つ”ことが大きなテーマになっています。ルビッチやプペルが起こす奇跡のようなものが胸に刺さる作品がバージョンアップして帰ってきたので、是非劇場で体感してほしいです」(窪田)とそれぞれコメントしている。
今回公開された映像には、真っ赤な髪に水色とオレンジの飾りを身にまとった女性や、ルビッチが操縦する飛行機の後ろに乗る緑色の目の女性など、新たなキャラクターが登場し、期待が高まる。
森の中にたたずむルビッチの切ない叫び声、隣には心配そうな相棒モフの姿。そして、歯を食いしばって翼のついた乗り物のペダルを漕ぐルビッチなど、新たな冒険を予感させるシーンも登場する。

また、ルビッチとプペルが大きな時計の針の上に描かれたティザービジュアルも公開。離れ離れになってしまった2人の運命をエモーショナルに表現し、時計盤の奥には、時を支配する謎の異世界「千年砦」のシルエットが浮かんでいる。
また、11月21日より本作のムビチケ前売り券がメイジャー、MOVIE WALKER STORE、アニメイトにて発売されることが決定。

原作者である西野亮廣描きおろしイラストで、主人公ルビッチと新たな相棒・モフ、「千年砦」のネズミたちなどキャラクターたちの表情がかわいらしく表現されている。
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』は2026年3月27日(金)より公開。


