マーゴット・ロビーが主演とプロデュースを務め、鬼才エメラルド・フェネルが監督・脚本を手掛けた、まったく新たな恋愛映画『嵐が丘』。この度、キャスト陣を鮮烈に彩る豪華衣装の数々、その圧倒的なこだわりを凝縮した特別映像が解禁となった。
本作の衣装デザインを担うのは、アカデミー賞(R)を筆頭に数々の栄冠に輝く大ベテラン、ジャクリーヌ・デュラン。実写版『美女と野獣』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』、そして世界をピンクに染めた『バービー』で衣装デザインを手掛けた彼女は、今や世界中の俳優・監督から絶大な信頼を寄せられる、映画界に欠かせない至宝だ。本作でも、クラシカルな装いに独自のセンスを注入し、誰もが目を奪われる唯一無二のデザインで『嵐が丘』の世界観を決定づけている。

この度解禁された映像では、彼女が生み出した絢爛豪華な衣装が、貴重な撮影オフショットと共に次々と登場。主人公キャサリンを演じたマーゴット・ロビーは、「あんな衣装見たことない」「どれも凄すぎて興奮が抑えられない」と大絶賛。その素晴らしさを興奮気味に語り尽くしている。
この圧倒的な世界観の背景には、エメラルド・フェネル監督が重んじた「生地と感情の関係」という深いこだわりがある。フェネル監督はジャクリーヌと共に、数千枚にも及ぶ膨大なイメージから作業を開始。登場人物の心情を呼び覚ますシルエットや質感を丹念に見出し、キャラクターの魂を衣装に宿していった。
その徹底した作り込みは、驚異的なボリュームにも表れている。キャサリンの衣装だけでなんと51着が用意され、うち38着が本作のための完全オーダーメイド。映画全体では約60回もの衣装替えが行われており、数分ごとに新たなビジュアルがスクリーンを彩る計算だ。時代設定に縛られない、監督曰く「おとぎ話のような」想像力溢れるデザインは、まさに職人技の結晶といえる。

さらに特筆すべきは、キャサリンの衣装に隠された色彩の仕掛けだ。バリエーション豊かな美しいドレスが並ぶ中、実はキャサリンの衣装はすべて【黒・白・赤】の3色のみで構成されている。物語の進行や彼女の心理状態に合わせ、どの色が選ばれているのか――その象徴的な視覚効果に注目することで、より深く物語を堪能できるはずだ。


映像には、キャサリンが“嵐が丘”の屋敷で纏う素朴な普段着から、富豪の妻として過ごすプリンセスのようなドレス、巨大なベールが圧巻のウェディングドレス、そして対照的な真っ黒な喪服まで、まさに“眼福の極み”といえるルックが満載。マーゴット・ロビーは、「毎日衣装を見るたび『これ最高!』って思っても、次の日更新されちゃうの」と、至福の撮影期間を振り返っている。

『嵐が丘』は全国にて公開中。

