山時聡真&菅野美穂主演映画『90メートル』より、南琴奈演じる松田杏花の場面写真が公開された。
本作は、人生の岐路に立つ高校生の息子と、難病を抱えながら我が子の希望ある明日を願うシングルマザーの揺るぎない愛を綴った物語。監督・中川駿のオリジナル企画の映画化で、母親を看病した経験を持つ監督が、自身と自身の母を重ね合わせてキャラクターを作り上げた、半自伝的映画だ。

「舞妓さんちのまかないさん」「僕達はまだその星の校則を知らない」『ミーツ・ザ・ワールド』などに出演し、今年は『終点のあの子』、初主演作『夜勤事件The Convenience Store』と、本作を含めてすでに3本の映画に参加している南。
本作で演じる杏花は、主人公・佑(山時聡真)が所属するバスケ部のマネージャーで同級生。母・美咲(菅野美穂)の介護をきっかけに、バスケ部活を辞め、メンバーと距離をとっていた佑をずっと気にかけ、佑にとって次第に心の拠りどころになっていく重要な役どころ。受験の説明会場で再会したことをきっかけに、一緒に受験勉強を始めていく。

今回公開されたのは、杏花の優しさが詰まった場面写真。1人で下校する佑を見つめる様子や、受験勉強がスタートし、「おつかれ」と声をかける姿や、下校中に2人でコロッケを食べるシーン。佑とのメッセージのやりとりで笑みをこぼす場面も。
青春も感じられる今回の場面写真。杏花の天真爛漫な笑顔は、佑の心を緩めていく。さらに杏花の存在は、観客の拠りどころにもなっていく。

「これまであまり演じてきたことがない役で、自分にないものをたくさんもっている」と新たな挑戦であったことを明かした南。「杏花は、観ている方が少し安心できるような、心の拠り所であってほしいと監督から言っていただきました。佑にとってもどこかで支えになれる存在であれたらいいなと、常に思いながら撮影に臨んでいました」とふり返る。

一方、中川監督は「南さんは僕が当初持っていた杏花のイメージとは違った方で『自分と似ている部分はある?』と聞いたら取り繕うことなく『全然ありません!』と答えて、それが面白くて(笑)」とオーディションをふり返り、「彼女のパーソナリティに合わせて、杏花のセリフをよりさばさばした口調に変えた記憶があります」と脚本を修正したことを明かしている。
『90メートル』は3月27日(金)より全国にて公開。


