木南晴夏が主演を務める「今夜、秘密のキッチンで」の第1話が4月9日に放送。Keiの正体に「衝撃すぎた」や「救われる」などの声が上がっている。
本作は家庭に悩みを抱える主婦と謎のシェフによる、大人のファンタジック・ラブストーリー。主婦の坪倉あゆみを木南晴夏、夫で坪倉グループの社長・渉を中村俊介、シェフのKeiを高杉真宙、先妻の娘・陽菜を吉田萌果、俳優だった頃の先輩・白石凛子を松田陽子、義母の京子を筒井真理子、料理研究家の小椋藤子を瀧本美織が演じている。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
坪倉あゆみ(木南晴夏)は、国内外で人気のレストランを展開する坪倉グループの社長・渉(中村俊介)と結婚して1年。先妻の娘・陽菜(吉田萌果)と3人で幸せに暮らしている……はずだった。夜のアイランドキッチンには、温かい料理も、家族の笑い声もない。あゆみはひとり、パントリーからブランデーを取り出し、ひと息に飲み干す。

ダイニングでの朝。陽菜はあゆみの挨拶に返事もしない。渉は味噌汁を飲むと不満をぶつけ、掃除も行き届いていないとあゆみを非難する。「専業主婦なら家事は完璧にやってくれよ」。その言葉にあゆみはただ、謝るしかない。
あゆみが家事をこなしていると、俳優だった頃の先輩・白石凛子(松田陽子)から電話がかかってくる。自分に代わって坪倉グループが協賛するイベントのMCをやってくれないかというのだ。しかし、あゆみは今さら表舞台に立てるわけがないという思いで電話を切る。午後、陽菜を迎えに行った小学校では保護者たちが塾の話をしている。「さすが坪倉グループの奥様」というお世辞に、あゆみは作り笑顔を返す。

帰宅して陽菜の好きなコロッケを作っていると、義母の京子(筒井真理子)が勝手に入ってきて、渉の好きなサルティンボッカを作るよう高級な豚肉を渡す。陽菜のピアノの稽古に対して厳しい声をかける京子に「もう少し遊ばせても」とあゆみが口を出すと、京子は「まずはあなたも跡取りの男の子を産んでちょうだい」と吐き捨て、去って行く。気持ちを切り替え、作ったことのないサルティンボッカの調理をはじめるあゆみだったが、帰宅した渉に料理を出すと、彼は一口食べるなりフォークを置いて「なんだこの料理は!役に立たないなら、君の存在価値はない!」と激昂するのだった。
寂しさと悲しみで、あゆみは今夜もキッチンでブランデーをマグカップに注ぐ。キッチンだけが安心できる場所だ。しかし、次第に酔いが回り、あゆみは床に倒れ込んでしまう。するとぼんやりした視界の先に、コックコートを着た見知らぬ男(高杉真宙)が現れる。「大丈夫ですか?」。意識が遠のいていく中、救急車のサイレンが鳴り響き――というのが第1話の展開。

あゆみは翌日には退院するが、渉からこれから新しい店舗のシェフが家に出入りすると聞かされる。家に帰り、サルディンボッカを捨てようとしていたところ、突然昨日の見知らぬ男が現れる。渉の新しい店のシェフだと思ったあゆみは、彼が家にいることをすぐに受け入れる。彼の名前はKei。流れからサルディンボッカの作り方を教えてくれることになり、あゆみは楽しい時間を過ごす。完成したサルディンボッカもとても美味しいものだった。これからもキッチンを使わせてほしいと言うKeiに、夫もそう言っていたと了承するあゆみ。もう少し自分に正直になっても良いのではと言われたあゆみは、イベントのMCについて考え始める。渉に今までお世話になった人に恩返ししたい、迷惑はかけないから出演したいとお願いするあゆみ。日々練習に励むが、当日になって陽菜が怪我をしてドタキャンすることに。渉からも足を引っ張るなと怒鳴られてしまう。
あゆみが一人、ブランデーを飲もうとすると、また突然Keiが現れる。そして、ブランデーの代わりに飲んでほしいものがあると言って、薬膳の材料を使って一緒にスープを作るのだった。楽しいことは何かと聞かれ、「お芝居かな」と答えたあゆみは、芝居と向き合ってきた日々について話す。それを聞いていたKeiは、あゆみが倒れた日のことについて質問するが、あゆみはそこで話すのをやめるのだった。
出来上がったスープを飲んだあゆみは、美味しさに心を緩める。Keiは、あゆみが悲しみを忘れられるようにこのスープを作っていた。あゆみは努力すれば必ず結果はついてくると信じてきたのに、実母のスキャンダルで夢も仕事もなくなり、今度は新しい家族を守るために努力すればいつか幸せな家庭が手に入ると頑張ってきたのになぜからっぽのままなのか、何がいけなかったのか、価値がないと涙を流す。そんなあゆみにKeiは、生きてる意味ちゃんとあるよと優しく言うのだった。それに対しあゆみは、「私の人生もう一度頑張りたい」と決意を固める。

するとそこに、渉が帰宅。そこで渉は新しいシェフとして加藤を紹介する。さらにKeiについては何も気づかないままだ。不思議に思うあゆみに、Keiは自分のことが何もわからない、おそらくもう生きていないと言って消えていく。Keiの正体にSNSでは「モラハラ夫からあゆみさんが解放されるとええな。でkieくんが幽霊なのは衝撃すぎた」や「優しい言葉をかけてくれるだけでなく美味しい料理も作ってくれる幽霊なら来てほしい」、「唯一の味方が“幽霊のシェフ”っていうファンタジーな展開に救われる…。今、家庭や仕事で孤独を感じてる人に刺さるはず」などの声が。

また、随所に散りばめられている伏線に「Keiさんの言葉が優しくて素敵だったな。いろんなところに伏線がちりばめられてそうで今後の展開が楽しみ!」や「色々伏線があって考察が止まらない!今後がどうなっていくのか気になりすぎます」、「途中「あれ?」って思った点と点が最後に繋がり、ますます2話が気になる…!瀧本美織ちゃん演じる藤子さんが何を企んでいるのか、、あの事件とは?様々な伏線が張られていてどこも見逃せない1話でした。面白い!!」などの声が上がっている。
【第2話あらすじ】
Kei(高杉真宙)が既に死んでいる存在=幽霊と知るあゆみ(木南晴夏)。Keiはなぜか月夜の晩に坪倉家のキッチンにだけ現れるとわかる。キッチンでは、物を持つこともできるが人に触れることはできないようだった。
なぜ辛い思いをしているのに渉(中村俊介)との暮らしをやめないのかとKeiに聞かれたあゆみは、自分が一番苦しい時に救ってくれたのが渉だと答える。彼はいつも寄り添ってくれて、「あゆみの笑顔を見るために、俺は生きていく」と誓って結婚をした。その言葉を、あゆみは今も信じているのだ。
あゆみのことを「もっと知りたいし、料理を食べてもらいたい。大切なお客さんには元気で笑っていてもらわないと」と笑うKei。「私の専属シェフにでもなるつもり?」とあゆみも表情を緩ませ、スープで元気にしてもらったお礼にと、Keiがどこの誰だったかを調べる約束をする。
早速Keiのことをネットで調べ始めるあゆみだが、「Kei」という名前だけでは何も情報を得られず、渉も知らないと言う。そんな中、週末にホームパーティを開くことを渉から告げられるあゆみ。「これは単なる食事会じゃない。坪倉グループのブランド力を示すプレゼンテーションなんだよ」とあゆみにプレッシャーをかける渉。新しい店のシェフ・加藤亮介(YU)のお披露目も兼て、料理は亮介が作ることに。そんな中、義母・京子(筒井真理子)から、お客さんへのおもてなしとして、あゆみも何か手料理の前菜を振舞うように言われる。困ったあゆみは、Keiに相談をする。一方、料理研究家の小椋藤子(瀧本美織)は何かを探っている様子で――。
「今夜、秘密のキッチンで」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。

