芦田愛菜が主演を務める「南田南弁護士は天才肌」の第1話が10月19日に放送。原作では回転扉だったシーンに「素晴らしかった」や「泣いた」などの声が上がっている。

本作は日本でも話題になった韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のリメイク版。東大法学部を首席で卒業し、司法試験の総合順位で1位になった自閉スペクトラム症の女性が主人公の物語だ。主人公の南田南を芦田愛菜、おむすび店を営む父・誠を角田晃広、法律事務所の代表・広川凪沙を平岩紙、弁護士の宮地を山口馬木也、先輩弁護士の氷見を細田佳央太、小春を久保史緒里、パラリーガルの湊人を高橋文哉が演じている。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
南田南(芦田愛菜)は東大法学部を首席で卒業し、司法試験もトップで合格した新人弁護士。輝かしい経歴を持ちながらも、自閉スペクトラム症に対する社会の偏見の壁にはばまれ、どの法律事務所にも採用されずにいた。そんななか、ある理由から広川凪沙(平岩紙)が代表を務める業界トップクラスの「広川・ハワード法律事務所」に採用が決まる。初出勤の朝、おむすび店を営む父・誠(角田晃広)に見送られてオフィスへ向かうが、到着早々、苦手なエスカレーターを前に一歩が踏み出せず、立ちすくんでしまい――というのが第1話の展開。

南が自閉スペクトラム症だと知らなかった宮地(山口馬木也)は、結果を出せなかった場合には彼女を雇うのを止めるよう広川に直談判。しかし、担当を任せた刑事事件で、依頼人の利益を考え、殺人未遂罪ではなく傷害罪で執行猶予をとることにした南の判断に、彼女の優秀さを認めることになる。

被告人は70代の女性で、認知症になった80代の夫の介護に限界を感じてアイロンで殴り、負傷させていた。病院に事情を聞きに行くことになった南は、再びエスカレーターに乗るタイミングが掴めず、困るばかり。すると彼女に同行するパラリーガルの湊人(高橋文哉)が、タイミングを掴めるようサポートする。

そんなエスカレーターのシーンに、SNSでは「日本版リメイクにあたり、原作の回転扉をどうするかはすごく頭を悩ませた部分だと思うんですが(日本では2004年に死亡事故があった)、あらためてエスカレーターのシーンは素晴らしかった。よくぞあのシーンに相応しい映えエスカレーターを見つけましたね」や「回転ドアじゃなくてエスカレーターなのが日本を感じたしリズムも乗る時と降りる時で少し変えてるのもとても良かった!あとなんと言っても降りる時に深海を想像させる世界観がかなり魅力的で観てる側も良い気分になれるシーンだった!」、「回転扉をエスカレーターにして、深い海に沈んでいくようだとクジラを泳がせた演出には感動してちょっと泣いた」などの声が。

その後公判が始まるが、証人尋問に呼ばれた被害者である夫は、南に対してひどい暴言を吐いて退廷させられる。そんな中、裁判所からの搬送中に夫は突然死。その結果、検察側は殺人罪を求刑する。自分が怒らせたからだと落ち込む南だが、被告人は自分が悪いのだと泣く。さらに、南は事件の担当を変更されることに。

しかし、被告人の一ノ瀬さんに「南ちゃん、大きくなったら弁護士になったらいいわ」と言われたことが弁護士になったきっかけだったと知った南は、最後まで自分が事件を担当したいと事務所に戻る。そこで、被害者がアイロンで殴られる前から非外傷性硬膜下血腫になっていた可能性に気づいた南は、宅配便の青年から当事被害者が頭痛を訴え手が震えていた証言を得る。南の訴えが認められ、一ノ瀬さんは傷害罪で執行猶予の判決を得られる見込みとなる。

1話を観た原作ファンからは、「南田南弁護士は天才肌、バランスの取れた第1話だった。回転扉をエスカレーターに、キンパをおにぎりに、など土地柄に合わせて設定を変えつつも大筋は原作に沿い、リスペクトも十分感じられた」や「クジラもいっぱい出てきて、だから最初でちょっと胸がいっぱいになっちゃった。原作が人気どれだけ大変だっただろうか…と思いつつ、ん~…となったらやだなぁと思ったけど、南田南版も素敵なドラマになる予感。来週も楽しみだー」、「日本版と韓国版の違いを楽しみながら芦田愛菜ちゃんの演じる南田南の奮闘を見守りたい。1番良かったのはパラリーガル船井役の高橋文哉かも。比べず観ようと思うのにカンテオが重なってみえる。醸し出す空気感が同じ」などの声が上がっている。
【第2話あらすじ】
大手食品会社の会長・蔵沢(谷川昭一朗)が、娘・紘乃(渋谷凪咲)が結婚式で恥をかかされたことを理由に、式場のホテルに1億円の損害賠償を請求したいと乗り込んでくる。聞けば、式の途中でウエディングドレスがずり落ち、大勢の招待客の前で紘乃の胸元があらわになったという。ホテル側は挙式費用3,000万円の全額返金に加え、500万円分の宿泊券を贈ると誠意を見せるが、蔵沢の怒りは収まらない。話を聞いた宮地(山口馬木也)は到底勝ち目などないとあきれるが、凪沙(平岩紙)はこのむちゃな依頼を引き受けてしまう。
本来なら相場500万円程度の慰謝料を会長の希望額まで引き上げるには、ホテル側の重大な過失を見つけるほかない。すると、紘乃が着たレンタルのウエディングドレスが、当日に限ってなぜか緩かったことが分かる。その理由を探るため、宮地は氷見(細田佳央太)と小春(久保史緒里)にホテルへの潜入捜査を指示。しかし小春は、氷見ではなく湊人(高橋文哉)を婚約者役に希望する。
一方、紘乃に話を聞きに行った南(芦田愛菜)と氷見は、紘乃が婚約者の御子柴紳司(入江甚儀)から結婚を白紙にしたいと言われたことを知る。結婚式でのハプニングで、紘乃の背中に入った入れ墨を招待客に見られたことが理由らしいが、南は、紘乃が事の経緯を淡々と話す姿に違和感を覚える。そんな中、潜入捜査直前に小春にアクシデントが発生。急きょ南が湊人の婚約者役を務めることに――。
「南田南弁護士は天才肌」は毎週月曜22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。


