メリル&ヒューも絶賛!「ビッグバン★セオリー」サイモン・ヘルバーグのピアノ演奏解禁
メリル・ストリープが実在した音痴の歌姫を演じる『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』。本作で、音痴なのに無謀な夢に挑戦するフローレンスとその夫シンクレアに振り回されるお人好しのピアニストを
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メリル扮する音痴の歌姫フローレンスの、ソプラノ歌手になるという夢への挑戦に振り回されるピアニスト、コズメ・マクムーンに抜擢されたサイモン。「ビッグバン★セオリー」のマッシュルームカットが印象的なマザコンヲタクでお馴染みの彼は、本作では、劇中の全ての楽曲を自らピアノで演奏し、180度違った姿を見せている。
今回自身が演じた役柄について、サイモンは「この映画の自分の役はとても気に入ったし、その世界にひたるのはとても楽しかった。『ビッグバン★セオリー』で自分が演じている役とは真逆の役だったけど、それが面白いところでもあった」とコメント。「『いつもとは違う僕を楽しんでね』って言えるのは、なかなか気分が良いことだよ」と語る。
届いた本編映像では、フローレンス(メリル)のピアノ伴奏者を選ぶオーディションに訪れたコズメ(サイモン)が、シンクレア(ヒュー)に名を呼ばれ、緊張気味に登場。フローレンスに「うるさくない曲を」と指示され、カミーユ・サン=サーンスの「白鳥」を堂々と弾きこなす姿が映し出されている。その演奏を耳にすると、フローレンスは「ステキ!」と満足気な表情を浮かべる。このときはまだ、彼女がどんな歌声をもつのか知る由もないコズメ…。果たして、この後のコズメの運命や、いかに!?
10歳からピアノを習い、16歳で演劇を始めるまでジャズピアニストを目指していたというサイモン。スティーヴン・フリアーズ監督から求められていたクラシック音楽の演奏経験は、ほぼなかったという。しかし、演技はもちろん、本当にピアノが弾ける役者が求められていたコズメ役を何としても演じたいという強い想いから、オーディション用の録画テープを送るために、一夜漬けで劇中で使用される「夜の女王のアリア」の最初の数ページだけ練習したという。サイモンは「録画するときは、まるで何の苦もなく弾いているように見えるようにした。でも、それが限界だったんだ!」と明かしているが、劇中では自ら演奏をこなし、素晴らしい音色を響かせている。
メリルは、そんなサイモンとの初共演について「サイモンとはすぐに意気投合したわ。本当に面白くて、頭が良くて、サイモンが登場すると映画がイキイキするのよ。コミカルな演技も素晴らしいのに、難しいピアノまで弾きこなすなんて、天才ね!」と、演技力に加えてピアノの腕前も絶賛。そして、ヒューもまた「コンサートを開けるレベルの名ピアニストだ! 彼が本当にピアノを弾いていることをわかってほしいね!」と、彼のピアノスキルに太鼓判を押している。
初共演にも関わらず、ハリウッドを代表する名優2人から大絶賛を受けているサイモン。ドラマでの彼しか知らなかった人も、初めて目にする人も、ピアノの腕前はもちろんのこと、メリル&ヒューの間にいても堂々とした演技を披露する彼に注目してみて。
『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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