シーズン3のイレブンは「共感しやすかった」
「私はイレブンのように研究所で実験を施され、動物のように扱われてきたわけじゃない。幸いなことにね。素晴らしい家庭で、愛する両親の下で育った。だから、本当の意味で彼女とつながることはできていないと思う。想像力を駆使し、自分の感情を最大限に生かすしかないの」。
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「実際、シーズン1は分からないことだらけだった。イレブンは本当に恐ろしい状況にあったから。けれども面白いことに、理解できないという事実が、赤ちゃんのようなイレブンを演じる上で役立ったの。その点、シーズン3は共感しやすかったわ。彼女自身が成長する中での弱さや脆さが描かれるから。そういった感情は私にもあるもの。脆さを強さに変えようとする力もね」。
ちなみに、ミリーは様々な役を演じるたびにテーマ曲を設けているそうで、イレブンにもシーズンごとに「頼りにした1曲」が。「シーズン1はアデルの『Hello』。なぜかは分からないけど(笑)。シーズン2はレオナ・ルイスがお父さんの思い出を歌った『Footprints In The Sand』。すごく美しい曲よ。シーズン3は…、本当は進行中の作品に関しては言わないようにしているけど、私は演じ終えているからいいわよね! モービーの『When It's Cold I'd Like To Die』。聴いているだけで憂鬱になる曲なの(笑)」。

「憂鬱になる曲」をテーマに据えた真相は、全世界同時配信のシーズン3にて。描かれるティーンの生態がそうさせたのか。またもや災難がホーキンスの町を襲うからか。いまはまだ、イレブンとマイクの関係にだけ目を向けておこう。「実際の私もリアルなティーンエイジャー」というミリー自身も、身近に感じられたというのだから。