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【インタビュー】15歳の天才、ミリー・ボビー・ブラウン「私はリアルなティーンエイジャー」

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」でブレイクしたミリー・ボビー・ブラウン。多忙なスケジュールの合間を縫って来日した彼女に、話を聞いた。

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ミリー・ボビー・ブラウン「ストレンジャー・シングス 未知の世界」/photo:Jumpei Yamada
ミリー・ボビー・ブラウン「ストレンジャー・シングス 未知の世界」/photo:Jumpei Yamada 全 21 枚
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テーンにして大人の風格、その背景に両親の存在


「マイクには“もっとしっかりしなさいよ!”と言いたいし(笑)、イレブンには“あまり小さなことにこだわらないで!”とアドバイスしたい。う~ん。ちょっと言い過ぎかな? でも、私にも彼らの気持ちは理解できる。私だって、鉄の心もなければ、スーパーパワーもない普通の人間だから」。

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界 3」7月4日より独占配信開始
日々いろいろなことを感じているし、心が砕け散ることもある。本当よ。リアルなティーンとしていろいろ経験している。酷いことも、悲しいこともね。でも、それらが大人になる上での素晴らしい経験になることも確か。ボーイフレンド、ガールフレンドと共に、私たちは経験を積んでいくの。大丈夫。どんなにつらいことがあっても、結婚を真剣に考える年頃ってわけじゃないし(笑)」。

ミリー・ボビー・ブラウン「ストレンジャー・シングス 未知の世界」/photo:Jumpei Yamada
等身大のティーンではあるが、風格は大人。突然のブレイクにも決して奢らない。自身のリアルとひたむきに向き合う。「素晴らしい家庭の愛する両親」の存在が、そんなミリー・ボビー・ブラウンへと導いてきたようだ。

「両親にずっと言われてきたの。“自分がされたいように、相手に接しなさい”とね。自分が相手を愛せば、相手も自分を愛してくれる。自分が相手を思いやれば、相手も自分を思いやってくれる。相手の気持ちを想像できれば、相手も私の気持ちを考えてくれる。50/50じゃなく、100/100でいきたい。もしもそうならなければ、その人は友人であるべき存在じゃないということ。一緒に時間を過ごすべきじゃない。撮影現場でも、プライベートでも、人生すべてにおいて言えることよ。誰に対しても、愛情と思いやりをもって接するところから始まるの」。

こう言い終えるやいなや、「今日はありがとう。ハグしましょ!」と両手を目一杯広げるミリー。その言葉通り分け隔てなく、たっぷりの愛情と思いやりを注いで去っていった。

ミリー・ボビー・ブラウン「ストレンジャー・シングス 未知の世界」/photo:Jumpei Yamada
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《text:Hikaru Watanabe/photo:Jumpei Yamada》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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